近年、メールマガジンで成果を出すことが今まで以上に難しくなっています。
一昔前はメールを主体として情報を取得していたユーザーは、スマートフォンの登場により、Facebookや、twitter、LINEなどソーシャルメディアに時間を費やしています。
総務省の調べによるとメールの利用時間は、前出のソーシャルメディアのおよそ半分程に留まっているというデータもあります
メール閲覧に使う時間がどんどん減っていく中で、いかにメールを開封してもらえるかが勝負の分かれ目となります。
それでは一体どのようにして、多数のメールの中から「刺さる」タイトルを付けたらよいのでしょうか。
4つの重要なポイントをご説明します。
1.リアルタイム感
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[解説]
ソーシャルメディアの「リアルタイム感」になれているユーザーは、「~しました」「~されました」という過去の表現に対して魅力を感じてくれません。
また、具体的な開始時間や日程などを盛り込むことにより「リアルタイム感」を演出していきます。
「本日○時まで」といった緊急性なども興味を引く対象となります。
2.ユーザーとの関係性
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[解説]
ユーザーは、日々大量に届くメールの中から、自分と関係があるものだけを開こうと考えています。
関係性を感じてもらえるように、出来るだけメールを送付する属性に合わせたタイトルを意識しましょう。
また、人は一度に14文字までしか認識できないと言われていて、重要な情報はできるだけ冒頭におくようにしましょう。
3.具体性
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[解説]
商品やサービスを訴求する場合は、具体性を持たせることによって格段に開封率が上がります。
同じ「人気」ということをアピールする場合でも、具体的にどれだけ売れているのか、リピート率が○%だとか数字や金額で示すことで、より訴求力が上がります。
同じ「人気」ということをアピールする場合でも、具体的にどれだけ売れているのか、リピート率が○%だとか数字や金額で示すことで、より訴求力が上がります。
また、お勧めの理由も、どのような場合にお勧めなのか具体性を持たせています。
4.時事感
Before
しっとりまとまるデジタルパーマキャンペーンのお知らせ
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After
梅雨が始まるまでに何とかしたい!まとまるデジタルパーマキャンペーン
[解説]
時事的なワードが入ったタイトルは、興味を惹きやすいと言えます。
代表的なものとしては、「季節」その他には、「法改正」や「流行語」など、その時その時起こるイベントに対して、商品やサービスを結びつけると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
複数の視点で、訴求力を上げる方法をご紹介いたしました。
メルマガのタイトル決めは、大量のメールの中から選んでもらうための勝負どころです。
せっかく苦労して作ったメールを読んでもらえるように、じっくり考えて決めましょう。