情報のデジタル化が急速に進んでいる近年、多くのお店やサービスで予約システムが使われるようになりました。従来行われていた電話予約や直接来店予約と比較して、お客様は「いつでも」「かんたんに」「速く」予約できるようになったため、大型チェーン店や大企業以外の個人事業主などでもネット予約は当たり前になってきています。そして今、さらなる便利化を目指し、予約システムの中で進んでいるのが“事前決済機能”です。
すでに、事前決済機能の概要を理解していて、設定方法だけを知りたい方は、目次の「4.事前決済機能 「レゼペイ」とは」からご覧ください。
予約システムでは事前決済が便利?
事前決済機能とは、お客様がご来店またはサービスを受ける前に決済を事前に行うことができる機能を指しますが、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか。
事前決済機能の主なメリットは、
☑予約当日の決済が不要、手間が省ける
☑払い忘れ防止
☑予約状況と決済状況を店舗が一元管理できる
といった部分が主にあげられます。
新型コロナウイルスの影響で、できるだけお客様と店舗側の感染リスクを減らすためにも、現在急速に事前決済機能が重要視されてきています。
予約システムのクレカ事前決済機能を比較
しかし、事前決済機能と一言にいっても、予約システムまたは予約アプリによってその内容は様々。そこで、お客様にもお店側にもメリットのある事前決済機能を予約システムごとに比較し、その効果や違いを検証していきます。
あまりにも項目が多いと比較しづらいので、
①オンライン決済導入費用
②手数料
③クレジットカード対応ブランド数
④導入開始までの最短時間
⑤クレジットカード会社との別途契約の必要性
⑥予約システム自体の導入実績
以上の6つの項目をもとに比較していきます。
RESERVA(レゼルバ)[レゼペイ]
①初期費用:0円、月額費用:0円、その他固定手数料:0円
②4.9% (カード会社への手数料込み)
③5ブランド(Visa、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club)
④審査は最短で13営業日
⑤必要なし
⑥280,000社
特徴:完全無料で始められるオンラインカード決済機能。初心者でもかんたんに操作ができるほか、クレジットカード会社と別途契約は必要がなく、RESERVAとの契約のみで事前決済が可能。
RESEREVA(レゼルバ)予約システムは、全国160,000社の事業者、350以上の業種で使われており、1,500万人がRESERVA上で予約をしている日本最大級の予約システムです。無料で使えるプランがあるだけでなく、事前決済機能も完全に無料で始めることができます。
ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)
①3,000円(Pro、Enterpriseプランご利用の方のみ利用可能)
②決済代行会社の見積もりにより決定
③決済代行会社の対応可能ブランドによる
④審査手続き開始より1か月程度
⑤必要あり
⑥3,000件
特徴:安心の決済代行会社を紹介してくれるので、決済のプロとのご相談でクレジット決済機能が導入できる。
ChoiceRESERVEでは、クレジットカード事前決済機能を希望すると、株式会社ゼウスとGMOペイメントゲートウェイの2つの決済代行会社を紹介してもらえます。どちらも大手で信用できる決済代行会社なので、安心して契約を行うことができます。
EDISONE(エジソン)
①0円(ベーシック・アドバンスプランのみ利用可能)
②4.7%(カード会社への手数料込み)
③2ブランド(Visa、MasterCard)
④審査不要(条件あり)
⑤必要なし
⑥4,000件(2019年11月時点)
特徴:審査が不要で即日利用可能(条件あり)
EDISONEの事前決済機能は、上位プランを契約している方のみが利用できるプランですが、審査がいらないため、事前決済機能をすぐに使いたいとお考えの方におすすめです。※ただし審査なしでご利用可能な「標準決済機能」はVISA・MasterCardの決済のみ。「拡張決済(SBPS)」をご利用される場合、審査期間と別途SBPSに月額利用料、初期導入費用をお支払いいただく必要があり。(EDISONEホームページ内情報より)
STORES(ストアーズ)予約
①初期費用:0円、月額費用:0円、その他固定手数料:0円
②4.9 % + 99円(カード会社への手数料込み)
③3ブランド(VISA、Master Card、American Express)
④不明
⑤必要なし
⑥80,000社
特徴:無料プランでも導入可能なネット決済システム。オンライン回数券では、お客様の会員アプリ上でいつでも残数や有効期限の確認が可能。
クレジットカード対応ブランド数は少ないですが、無料でクレジットカード決済を導入することができます。予約システムの導入実績も多く、珍しい回数券制度も事前クレジットカード決済できる点も魅力の1つです。
EIPrO(エイプロ)
①初期費用:0円、月額費用:0円
②VISA・Master Card・American Express:3.9% JCB・Diners:4.1%
③5ブランド(Visa、MasterCard、American Express、JCB、Diners)
④最短数分~1か月程度かかる場合あり
⑤必要あり
⑥不明
特徴:コンビニ決済とクレジットカード決済の併用も可能。オンライン決済機能PayPalの導入も可。
こちらも別途決済代行会社との契約が必要になってきますが、世界的に普及しているPayPalを導入しての事前決済を行うこともできるほか、使用可能なクレジットカードブランドも多いです。クレジットカード決済のみのプランと、コンビニ決済も併用するプランを選択することができます。
各社決済機能まとめ
以上5つの予約システムの事前決済機能を簡単に表にまとめてみました。
これらから分かる通り、それぞれの事前決済機能に良い点があり、自分たちがどの点を重要視するかで選ぶ機能が大きく変わってきます。
自社サービスにはどの予約システムとその事前決済機能が便利なのかをしっかり調べたうえで導入することをおすすめします。
オンラインカード決済機能「レゼペイ」とは
RESERVA予約システムで導入されているオンラインカード決済機能“レゼペイ”。
レゼペイの決済サービスの申し込み方法はかんたん!
①RESERVAの管理画面にログイン
②右上の「契約・決済」→「決済サービス」を選択
③「申請する」を選択
④事業形態の「法人」または「個人」を選択
⑤「事前カード決済利用申請」「入金講座情報」「特定商取引法に基づく表示」「本人確認書類」の項目を記入
確認後、審査の申請・お申込みが完了します。
審査完了までの期間は個人差ありますが、審査完了後、すぐにレゼペイの決済サービスをご利用いただけます。
予約システムが初めての方でも「いつでも・かんたんに・速く」事前決済サービスを導入いただくことができます。(レゼペイをより詳しく知りたい!)
スムーズな決済でかんたん予約
Web予約システムが主流になってきている現在、ネットでの事前決済の需要も高まっています。予約システムを今から導入したいとお考えの方はぜひ、事前決済機能が備わっている予約システムを選ぶことをおすすめします。
RESERVA予約システムの機能をもっと知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてはいかがでしょうか。
【RESERVA機能紹介】ホームページに予約ページを埋め込む!
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