近年、AI技術の進化とデジタルデバイスの普及が加速し、新しい店舗運営やサービス提供の形態が広まりつつあります。なかでも「無人運営」は、運営の効率化とコスト削減の観点から注目されています。
特にレンタルジムにおいては、セキュリティ管理や備品の準備、サブスクプランの充実、事業者とのコミュニケーションの場の提供など、無人化運営を開始するにはいくつか課題が挙げられます。また、無人であっても、顧客からの問い合わせやトラブルに迅速に対応できる仕組みも求められます。
無人化運営の概要とメリット、課題に対する解決策については以下の記事をご覧ください。
・無人化運営のすすめ|メリットや導入手順を紹介
・無人化運営の課題と解決策|低コストの運営を実現するRESERVA予約システム
・集客を加速させる無人化運営の戦略|予約システムRESERVAでリピーターの獲得がかんたんに
このような無人化運営の悩みを抱える店舗におすすめなのが、予約システムの導入です。予約システムに搭載されている機能を活用することで、予約受付から鍵の管理まで自動化が可能となります。本記事では、近年の柔軟な働き方に対応するスポーツジムの運営者向けに、「スマートロック連携」をはじめとした無人化運営に適したRESERVA予約システムの機能と、実際に無人化運営を実現している事例を紹介します。
スポーツジムの無人化運営に予約システムが有効な理由
スポーツジムを無人で運営するには、予約受付から入室、利用、退室までをすべてオンラインで完結できる予約システムの利用がおすすめです。ここでは、スポーツジムの無人化運営に予約システムを導入するメリットについて説明します。
運営コストの削減
予約システムを導入し、無人運営が実現することで、運営コストの削減が可能です。従来の電話やメールでの予約管理に比べ、システムが自動で予約を受け付け、管理するため、受付スタッフの人件費を削減できます。予約システムの導入自体は初期投資が少ないため、手軽にコストを抑えつつ、効率的な運営を実現できます。
スポーツジムの稼働率向上
予約システムを導入することで、営業時間外でも予約受付可能です。これにより、利便性が上がるだけでなく、日中仕事が忙しい会社員や予定が不安定な人でも、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に通えます。さらに、キャンセルが発生した場合もシステム上で空き状況が更新されるため、他の顧客の予約を促進し、売り上げの最大化が可能です。また、予約システムでプロモーションや割引キャンペーン、クーポンをかんたんに設定できることで、集客力を高められます。
データの活用
予約システムを導入することで、利用者の行動パターンの分析や人気な時間帯、メニューを把握可能です。これにより、ピーク時の混雑を避けるための対策を講じられます。また、人気な時間帯やメニューなどの収集データを生かすことで、利用者満足度の高いジムを作れます。
利用者の過去の予約履歴やフィードバックをもとに、個々のニーズに合わせたトレーニングプランを提案でき、トレーニング環境やサービスの質を向上させるための具体的な改善策を講じることが可能です。 さらに、利用者の利用傾向をもとに、特定のグループに対して効果的なマーケティングキャンペーンを展開し、予約システムを通じてその効果を測定することで、今後の戦略に反映させられます。
アンケートを用いたコミュニケーションの場を提供
無人運営を実現すると、顧客が事業者と直接コミュニケーションをとる機会が少なくなります。そこで、予約システムを導入することで、事前アンケートや利用後のアンケートを通じて、対面せずに実際の顧客の声を集められます。これにより、顧客のニーズや要望を正確に把握し、サービスの質向上が可能です。また、顧客の満足度を定期的に確認することで、問題点を早期に発見し、迅速に対応できます。
スポーツジムのための予約システム「RESERVA」とは
予約受付システムRESERVAは、350業種、28万の事業者、官公庁、公共施設などが利用している国内シェアトップクラスのクラウド型予約管理システムです。誰でもかんたんに無料で予約サイトが作成でき、アカウント情報を登録するだけ、わずか3分で始められます。ここではRESERVA予約システムの特徴について紹介します。
1.24時間365日予約を受け付け、予約の取りこぼしを防ぐ!
RESERVAは24時間365日ネット予約を受け付けられるため、電話やメールで予約を受け付ける必要がありません。また、スポーツジムの休業日や営業時間外でも自動で予約を受け付けられるため、予約の取りこぼしを防ぎます。
2.予約時のカード決済で当日のお会計が不要に!
「レゼルバペイメント」という独自の事前クレジットカード決済方法を搭載。予約時に支払いを完了できるため、当日のお会計が不要です。月額会員プランを設けている場合は、あらかじめクレジットカードと月額費を設定しておくことで、毎月自動的に決済が完了します。
3.さまざまな連携機能を搭載、集客ツールとしての機能も充実!
RESERVAはスマートロック連携機能を搭載。対面での鍵の受け渡しなしでジムへ入室可能です。また、メルマガやクーポンの配信も可能なため、集客ツールとしても活用できます。
スマートロック連携で無人化運営を実現
スマートロック連携機能とは、予約サイトと「Akerun入退室管理システム」を連携し、Akerunを施設の扉に設置することで、スマートフォンアプリを鍵として利用したり、鍵権限の柔軟な設定や入退室履歴に基づく入退室管理ができるようになる機能です。この機能を利用することで、予約者は施設管理者と対面で鍵の受け渡しを行わず、キーレスで予約施設への入室が可能となり、予約業務の効率化が図れます。施設の利用を開始(解錠)した時点で、来店処理が自動で行われるため、来店確認の自動化と施設管理の無人化が実現します。
・キーレスで鍵の受け渡しにかかる手間を省略、予約時間を無駄なく活用
・予約サイト1つで複数の店舗/拠点/ドアを一括管理
・予約から料金徴収まで自動処理、店舗の無人化を実現
「スマートロック連携機能」の詳細は、以下の記事をご覧ください。
キーレスで予約施設への入退室をスマート化!スマートロック「Akerun」との連携機能をリリース
スポーツジムの無人運営におけるRESERVA活用事例
トレーニングスペースCRAZY BOSS
参考サイト:CRAZY BOSS
予約サイト:https://reserva.be/crazyboss
トレーニングスペースCRAZY BOSSは、愛知県名古屋市の完全個室ジムです。ジム内には最新のトレーニング機器が揃っており、初心者から上級者まで満足できる環境が整っています。トレーニング機器に限らず、EVOLGEAR(エヴォルギア)のオールインワンスミスマシンやInbody(インボディー)の体組成計など、トレーニングの質を上げるために欠かせない道具がそろっています。完全個室なため、プライバシーが保たれ、トレーニングをする際に人目が気になってしまう方におすすめです。利用は一度に3人までのため、友人や家族、恋人などと自分のペースでトレーニングを進められます。
当施設は無人運営のため、入退室に電子鍵のAkerunを導入しています。個人情報入力画面の下に、入室方法の選択欄が表示され、予約者はAkerunアプリとURL鍵の2つから選択できます。予約時に入室方法を選択し、事前の登録が進んでいると、当日スムーズに入室でき、予約時間内で無駄な時間を過ごすことなくトレーニング可能です。
Re-トレAkira
参考サイト:あきら鍼灸整骨院
予約サイト:https://reserva.be/retore
Re-トレ Akira(リトレ アキラ)は、神奈川県川崎市のあきら鍼灸整骨院が運営するレンタルジム・レンタルスペースです。当院が提供するパーソナルトレーニングが受けられるほか、グループレッスンなどでの運動指導や集会、運動に限らずミーティングなどレンタルスペースとしても使用することが可能です。
当施設もスマートロック連携によるAkerunの電子鍵を用いた無人化運営を行っています。予約者が予約を確定したと同時に、Akerunを設置した施設で使用できる電子鍵が自動で発行され、メールで予約者に伝えられます。Akerunを利用することで、事業者と顧客の間で鍵の受け渡しの手間がなくなり、より自由度の高いジムを実現できます。
RESERVAを活用した無人運営事業者の生の声を紹介!
このほか、予約DX研究所では、以下のように予約システムを導入した運営者の生の声が紹介されています。
スマートロックに加え、無人運営の実現には事前決済のシステムも不可欠です。予約時にクレジットカード決済が行われるレゼルバペイメントによって、会計にかかわる業務を削減できました。決済に関わるトラブルも基本的に発生しておらず、運営の効率化にとても役立っています。
RESERVA活用事例|完全個室のインドアゴルフ自主練場 SundayBack9(サンデーバックナイン)【インドアゴルフ施設】
まとめ
本記事ではスポーツジムの無人化運営を実現するRESERVA予約システムの機能と事例について紹介しました。
予約システムを導入することで無人化運営をかんたんに始められるようになり、時間の制約から離れ、より柔軟に顧客それぞれのライフスタイルに合わせて活用できるジムになります。今後もより広い展開が期待されるスポーツジム業界において、RESERVAの機能を効果的に活用しながら予約サイトを運営し、自店舗の売り上げ促進につながる工夫をしてみてはいかがでしょうか。