AI技術の発展とデジタルデバイスの広がりにより、多くの業界でスタッフを配置せずに店舗を運営する「無人化運営」が普及しています。特にサウナ業界では、低コストで運営できることから、個室サウナを開業する事業者が増加しています。
個室サウナにおいて無人化運営を実施する際には、顧客のプライバシー保護と安全な環境の維持が大きな課題となります。さらに、無人でも顧客からの緊急の問い合わせやトラブルに迅速に対応するシステムの整備が求められます。
無人化運営の概要とメリット、課題に対する解決策については以下の記事をご覧ください。
・無人化運営のすすめ|メリットや導入手順を紹介
・無人化運営の課題と解決策|低コストの運営を実現するRESERVA予約システム
・集客を加速させる無人化運営の戦略|予約システムRESERVAでリピーターの獲得がかんたんに
無人化運営の悩みを抱える店舗におすすめなのが、予約システムの導入です。予約システムに搭載されている機能を活用することで、予約受付から鍵の解錠、退室までをすべて自動化することが可能となります。本記事では、リラクゼーションとプライバシー保護の需要に応える個室サウナの運営者向けに、「スマートロック連携」をはじめとした無人化運営に適したRESERVA予約システムの機能と、実際に無人化運営を実現している事例を紹介します。
個室サウナの無人化運営に予約システムが有効な理由
個室サウナを無人で運営するには、予約受付から入室、利用、退室までをすべてオンラインで完結できる予約システムの利用がおすすめです。ここでは、個室サウナの無人化運営に予約システムを導入するメリットについて説明します。
運営コストを削減できる
個室サウナを無人化運営するにあたって、予約システムの導入は運営コストの削減に大いに役立ちます。このシステムを利用することで、運営者はスタッフを店舗に常駐させる必要がなくなり、人件費を大幅に削減できます。さらに、予約システムはサウナの使用状況をリアルタイムで管理し、不要な電力消費を防ぐことでエネルギーコストの節約にも寄与します。
セキュリティを確保できる
予約システムは予約時に利用者から情報を収集し、そのデータを利用して入室時に本人確認を行います。これによって、不正アクセスや不審な行動を防ぐことができます。
また、システムは利用者の入退室の記録を自動で管理するため、施設内の安全を常に監視できます。このように、予約システムを活用することで、無人でも安心してサービスを提供できる環境を実現し、利用者に安全なサウナ体験を保証します。
顧客のニーズを把握できる
個室サウナを無人化運営する場合、顧客と直接話す機会が基本的にないため、生の意見を聞くことが難しいです。そのため、最新のトレンドや顧客のニーズを正確に把握することが困難です。
しかし、予約システムを導入することで、予約データからどの時間帯が人気で、どのオプションメニューがよく利用されるかなど、顧客の行動パターンを詳細に分析することが可能となります。これにより、顧客のニーズや嗜好を把握し、サービス改善に役立てることができます。
個室サウナに最適な予約システム「RESERVA」とは
予約受付システムRESERVAは、350業種、28万の事業者、官公庁、公共施設などが利用している国内シェアトップクラスのクラウド型予約管理システムです。誰でもかんたんに無料で予約サイトが作成でき、アカウント情報を登録するだけでわずか3分で始められます。ここではRESERVA予約システムの特徴について紹介します。
1.24時間365日予約を受け付け、予約の取りこぼしを防ぐ!
RESERVAは24時間365日ネット予約を受け付けるため、対面で予約を受け付ける必要がありません。個室サウナが休みの日や営業時間外でも自動で予約を受け付けるため、予約の取りこぼしを防ぎます。
2.予約時のカード決済で当日のお会計が不要に!
「レゼルバペイメント」という独自の事前クレジットカード決済方法を搭載。予約時に支払いを完了できるため、当日のお会計が不要です。月額会員プランを設けている場合は、あらかじめクレジットカードと月額費を設定しておくことで、毎月自動的に決済が完了します。
3.さまざまな連携機能を搭載、集客ツールとしての機能も充実!
RESERVAはスマートロック連携機能を搭載。対面での鍵の受け渡しなしで個室サウナへの入室が可能です。また、メルマガやクーポンの配信も可能なため、集客ツールとしても活用できます。
スマートロック連携で無人化運営を実現
スマートロック連携機能とは、予約サイトと「Akerun入退室管理システム」を連携し、Akerunを施設の扉に設置することで、スマートフォンアプリを鍵として利用したり、鍵権限の柔軟な設定や入退室履歴に基づく入退室管理ができたりするようになる機能です。この機能を利用することで、予約者は施設管理者と対面で鍵の受け渡しを行うことなくキーレスで予約施設への入室が可能となり、予約業務の効率化が図れます。施設の利用を開始(解錠)した時点で、来店処理が自動で行われるため、来店確認の自動化と施設管理の無人化が実現します。
・キーレスで鍵の受け渡しにかかる手間を省略、予約時間を無駄なく活用
・予約サイト1つで複数の店舗/拠点/ドアを一括管理
・予約から料金徴収まで自動処理、店舗の無人化を実現
「スマートロック連携機能」の詳細は、以下の記事をご覧ください。
キーレスで予約施設への入退室をスマート化!スマートロック「Akerun」との連携機能をリリース
個室サウナの無人運営におけるRESERVA活用事例
会員制個室サウナ サバ?
会員制個室サウナ サバ?は、50㎡以上の広々とした空間でフィンランド式サウナを楽しめる施設です。サウナ以外にも、石垣島の美崎牛、Tボーンステーキや熟成生ハムなどのこだわり料理を食べることができ、「おいしいと、たのしいの、たまり場。 Cava?」というキャッチコピーの通り、様々な娯楽を味わえます。
サウナへの入室はスマートロック「Akerun(アケルン)」により可能であり、顧客は鍵の受け取りや決済などがすべて省人化された形でサウナを楽しむことができます。予約サイトにはAkerunアプリのインストール方法やRESERVAとの連携方法が箇条書きで書かれているため、初めて利用する顧客でもわかりやすいです。
RESERVAを活用した無人運営事業者の生の声を紹介!
このほか、予約DX研究所では、以下のように予約システムを導入した運営者の生の声が紹介されています。
無人運営においてはスマートロック連携と事前カード決済は欠かせません。スマートロックを当店の扉に設置することで、対面で鍵の受け渡しを行うことなく施設への入室が可能となりました。酸素ルームの利用料はクレジットカード決済にしているため、当日は鍵や代金を用意することなく、ストレスフリーで当施設を利用いただけるようになっています。
RESERVA活用事例|サンキュア三鷹店【酸素ルーム・コワーキングスペース】
まとめ
本記事では個室サウナの無人化運営を実現するRESERVA予約システムの機能と事例について紹介しました。
予約システムを導入することで無人化運営をかんたんに始められるようになり、形態に応じてさまざまなメニューやプランを作成可能です。今後もより広い展開が期待されるサウナ業界において、RESERVAの機能を効果的に活用しながら予約サイトを運営し、自店舗の売り上げ促進につながる工夫をしてみてはいかがでしょうか。