店舗運営における広報戦略について、とりわけ昨今ではインターネットの普及によってお店のホームページ作成を実施されている方は多いです。
当社RESERVAは、皆様のお店のホームページ(WEBサイト)に表記される「予約はこちら」というリンクから遷移する流れで、皆様の予約管理をサポートしております。
また昨今ではTwitter(ツイッター)、LINE(ライン)、Facebook(フェイスブック)などのSNSアカウントをお店で持つことで、予約受付を促したり、お店の情報配信をする店舗さんも増えています。しかし、
お店の専用ホームページ、SNSアカウント、どちらも便利なツールではありますが、使い方のコツが分からないと、閲覧数が上がらなかったり、SNSフォロワー数が増えることもありません。
今回は皆さまからのご相談でもっとも多い、「お店ホームページの閲覧数の増やし方」について、みなさんが見落としがちな点について、解説します。
お店のウェブサイト/SNSを運営する
お店のホームページ(ウェブサイト)やSNSを運営する方のお悩みは以下のようなものがあると思います。
【結果が出ないタイプ】
・積極的に更新しているのに、成果が出ず行き詰まっている・・
・更新してはいるが、成果が出ているのかよくわからない・・
・更新してもお客さんが本当に見ているのかよくわからない・・
【やり方が分からないタイプ】
・サイトの存在がお客さんに伝わっていない・・
・とりあえずサイトを作ったものの何をしていいかわからず放置・・
【やる気を喪失したタイプ】
・SNSをメインに活用するようになってサイトは放置・・
・サイトが古すぎて積極的に更新する意欲が湧かない・・
・サイトの更新方法が面倒すぎて意欲が湧かない・・
ずばり、お店の広報活動として取り組むうえで知っておきたいのは以下のポイントです。
1. 更新頻度
2. サイトのデザイン
3. サイトのコンテンツ
4. 予約システムへの「導線」
これらは、その媒体がウェブサイトであろうと、SNSアカウントであろうと、そのポイントに大きな違いがありません。それぞれを具体的に解説していきます。
サイトの更新頻度
こちらのホームページを見て、皆さんはどのような点に気づかれるでしょうか。
一目でヘアサロンのウェブサイトだと分かりますが、以下の改善点があります。
(2020年8月現在に閲覧したとする)
・最新情報の更新が2020年1月で止まっている
・価格表、サービス一覧情報がTOP画面で見当たらない
・予約への導線が弱い
お店の広報活動においては、この「更新頻度」はとても、大切です。
特に2020年は新型コロナウイルス感染症拡大によって、幅広い業界に大きな悪影響が及んだため、「お店は営業している」という情報配信が大切になります。
上記のウェブサイトでは、2020年1月の新年あいさつを最後に情報の更新が止まっており、暗に「コロナにより閉業?・・」と捉われかねないことになります。
お店のウェブサイトやSNSは、始めるのは簡単ですが、続けるのには体力が必要ですので、最低限どのような広報活動を行うべきか、整理する必要があるでしょう。
サイトのデザイン
広報活動において、デザイン性というのは、その媒体がどのような形状をしていようと大切なことです。あなたのお店のウェブサイトは以下に当てはまっていませんか。
・サイトのデザインが古い
・季節の催しの画像が一年中掲載されたまま(例:一年中クリスマスの背景)
・お店の写真の見栄えが悪い
デザインの良し悪しというのは、自分では気づきにくいものです。
こうしたときは、競合他社のウェブサイトを検索し、そのデザインを見てみてください。人気店では、こうした外部向けの広報に力を入れており、見やすい、分かりやすい、行きたくなるお店のホームページ作成がなされているはずです。
ホームページ作成は、無料で作れるところもありますので、以下記事などを参考にしてください。
参考:無料ホームページ作成サービスJimdo(ジンドゥー)を、予約機能付きサイトにする!
最近では、ホームページ作成を担ってくれるフリーランスの方に依頼するなど、単発の業務依頼ができます。
日々、ウェブサイトのデザインは進化し続けており、こうしたトレンドを掴んだお店のホームページ作成が、集客や予約件数の増加につながります。
サイトのコンテンツ
お店のホームページを閲覧するお客さんにとって、必要な情報がサイト内に記載されているのか、確認をします。
例)美容院
・価格表
・スタイリスト
・個室の有無
・ネイルサロンの併設有無
・予約方法
例)整体院
・価格表
・最寄り駅/アクセス(駐車場有無)
・営業時間
・治療法
・予約方法
例)貸会議室
・アクセス
・価格表
・施設概要(面積、設備)
・予約方法
ホームページ上で、必要な情報がいかに分かりやすく、コンパクトに情報が配置されているかという点はとても重要です。たとえば先ほどご紹介した「RESERVA美容室」ですと、
この1画面で入ってくる情報は、
・店舗名
・最新情報
・店舗概要/歴史
と非常に限定的で、新規の顧客が「行ってみたい」と思えるようなコンテンツではないことが言えます。ぜひこの観点で、ご自身のお店のホームページを見直してみてください。
たとえば、先のホームページ画面は、以下のような情報に改修することで、より来店するための導線が設けられることになります。
この修正により、
・新規・会員顧客が次のアクション「スタイリストを選ぶ」「予約状況を確認」を起こしやすい
・サービス、価格、営業時間、アクセスが一目で分かる
このような改善が見られると思います。
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)って何?
お店の広報活動において、SNSの活用は欠かせないものになっています。
Twitter(ツイッター)、LINE(ライン)、Facebook(ファイスブック)などのSNSアカウントをお店で持つことで、お客さんとの距離が縮まり、より親近感を持って来店してくれたり、臨時休業の際のお知らせなどSNSで通知することで広く知られるきっかけになります。
まずはダウンロードすることから、始めましょう。
Twitter
LINE for Business【公式アカウント】
Facebook
参考:お店の公式SNSを作る!Twitter編|「集客」戦略
参考:お店の公式SNSを作る!Facebook編|「集客」戦略
参考:お店の公式SNSを作る!Instagram編|「集客」戦略
「全部読んでほしい」を諦める
せっかく作ったお店のホームページなので、隅から隅まで、全て読んでほしいと考えるかもしれませんが、「全部読んでほしい」という願いは今すぐ捨てなくてはいけません。
なぜなら、ユーザーにとっては、
お店のホームページを隅から隅まで見る義理がないからです。
これはあなた自身も他のお店のホームページをくまなく確認しないことと同じです。
ここで大切なのは、 お店のホームページで表示する情報の中で、「本当に大切なことはなにか」「どうやってそれを見つけるか」 、常に見る側の立場に立ってみて考えることが大切です。
「自分の仕事へのこだわりをなんとかしてお客さんに伝えたい」
「メニューが豊富にあるので全部見てからちゃんと目的にあったものを選んでもらいたい」
こうした情報を伝えたい気持ちも分かりますが、サイトの閲覧者は、驚くほど早くホームページを読み飛ばし、瞬時に興味のあり無しを判断してしまいます。
ただし、たとえば、「予約前に絶対に了承しておいてもらいたい事項があり、サイトの注意書きを間違いなく確認してほしい」 という目的があれば、これはサイト構築の段階で重要視する必要があります。
大切なのは、「全部読んでほしい」と思う気持ちを捨て、本当に伝えたいことを取捨選択することです。
RESERVA予約システムへのリンク
お店に興味を持った顧客が次に起こすアクションは、
来店に向けた情報収集 → 予約です。
お店のホームページや、SNSには、予約システムへの誘導がしやすいように、
・見やすいところ
・分かりやすいリンク表示
でRESERVA予約システムへ導線を引いてください。
リンク貼付けは簡単で、お店のRESERVA予約URLを貼り付け先のウェブサイト、SNSにコピー&貼付けするだけです。
図参考:RESERVA予約システム管理画面右上の「予約サイトを見る」を押して、予約サイトを表示させ、URLをコピー。
RESERVA予約システムは、この手法で引かれた導線が、100万件以上、インターネット上に存在しており、これらは、ホームページのみならず、TwitterをはじめとしたSNSも割合が多い傾向にあります。
参考:お店の公式SNSを作る!Twitter編|店舗経営戦略
今後もお店の集客ノウハウについて、ためになる情報配信をしていきます。