【地方自治体向け】新型コロナワクチン接種の予約システム6選!価格・機能から比較!

【地方自治体向け】新型コロナワクチン接種の予約システム6選!価格・機能から比較!

更新

新型コロナワクチン接種が2021年2月下旬以降、順次開始になることが厚生労働省より発表されました。(参照:厚生労働省/新型コロナワクチンの接種についてのお知らせ)

新型コロナワクチン接種は、国の指示のもとで市町村など各自治体が行うとされており、すでに各都道府県や自治体では新型コロナワクチン接種に関する説明会の開催が始まっています。

しかしながら、ワクチン接種の予約開始以降は接種希望者からの問い合わせが殺到することが予想されるため、自治体や医療機関では「対応がスムーズにできるか不安」「なるべく予約業務を効率化したい」と不安を感じている方も多いはずです。

そこで本稿では、新型コロナワクチン接種に完全対応の予約システムをご紹介します。各システムの価格・機能を比較することで、どの予約システムを導入すべきかがわかるようになります。

予約システムを通したインターネット予約対応にすることで、電話予約対応の負荷軽減や、予約管理業務を効率化することが可能です。

1人でも多くの方が新型コロナワクチン接種を行い、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するためにも、ぜひ参考になさってください。

新型コロナワクチン集団接種の流れ

先述したとおり、新型コロナワクチンの接種は、国の指示のもとで各自治体が行います。

新型コロナワクチンの接種までの流れは以下の通りです。

  1. 自治体よりクーポンを受け取る(原則として住民票登録の自治体)
  2. 接種希望日の予約する(電話、インターネットなど)
  3. 接種会場へ向かう(医療機関・体育館・公民館など)
  4. 問診表・医師による予診・接種を行う
  5. 経過観察(接種後15分以上)

ワクチン接種は1人2回までとなっており、1回目の接種を終えた人は「接種済証」を受取ります。

上記の流れにおいて、特に「2.接種希望日の予約する」では、各自治体・医療機関への電話が殺到すると想定されます。

新型コロナワクチン集団接種のスケジュール

政府は、新型コロナワクチン接種スケジュールの想定を発表しました。(参照:厚生労働省/新型コロナワクチン優先接種についての検討案

政府が発表した想定スケジュールによると、新型コロナワクチンが2月に承認されれば、2月下旬から、医療従事者が選考して接種を開始するとしています。

1人2回の接種を考えた場合、すべての方がワクチン接種を完了するまでには、長期化すると想定されます。

また、医師による問診の時間が長引くことも予想されますので、自治体や医療機関は対応に追われる可能性があります。

対応を効率化するためには、スタッフの数を増やすなど方法が考えられます。しかし、場所によっては人を配置するスペースも限られるため、身動きが取りにくくなる可能性があります。

また、現場では新しいスタッフに都度業務を教えている余裕もありません。さらに、人を増やすことで密集環境を作り出され、新型コロナウイルスの感染リスクも高くなります。

このように、闇雲に人を増やすだけでは逆に非効率になる可能性があります。

新型コロナワクチン接種予約に完全対応の予約システムを紹介

先述した通り、人を増やすだけでは非効率かつ感染リスクも高くなります。そこで、検討すべきは「インターネット予約システム」の導入です。

予約システムを導入することで、ウェブサイトから新型コロナワクチン接種の予約を受付が可能です。電話の場合は対応時間が限られますが、予約システムの場合は24時間予約受付が可能です。

現在、IT企業各社では、新型コロナワクチン接種に完全対応した予約システムを続々と発表しています。ここからは、新型コロナワクチン接種に特化した予約システムを機能・費用面から比較解説します。

RESERVA(レゼルバ)

導入企業数16万社、350以上の業界業種で利用されている、RESERVA予約システムが開発した「新型コロナワクチン接種予約システム by RESERVA」は、新型コロナワクチン接種の予約受付に特化したシステムです。

地方自治体、市町村、官公庁などで豊富な導入実績を持つ、RESERVA予約システムをベースにしており、新型コロナワクチン接種に特化した機能を追加した専用予約管理システムです。

「新型コロナワクチン接種予約システム by RESERVA」を導入することで、コロナウイルスワクチン接種の予約受付業務における、市町村職員、コールセンタースタッフの業務負担を大幅に削減が可能です。

プレスリリース記事も併せてご覧ください。
→参照:PR TIMES/地方自治体向けに「新型コロナワクチン接種予約システム by RESERVA」の提供を決定

特長・国内16万社への導入実績、28都道府県の自治体への導入実績
・官公庁でも導入されるレベルの高いセキュリティ
・専任のサポートスタッフが導入から使い方まで支援
主な機能・本人確認機能
・接種会場ごとの柔軟な予約枠設定機能
・ワクチン種別ごとの接種間隔を考慮した予約制御
・接種日忘れを防止するリマインド機能
・外国語表示
その他にも予約業務を効率化する機能が多数
導入費用 初期費用無料
自治体規模に応じた料金体系
運営元株式会社コントロールテクノロジー
東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル4階
https://tech.controlgroup.jp

GYOSEIシステム

GYOSEIシステムは、地方自治体向けソフトウェア開発に特化した、IT企業「行政システム株式会社」が開発した、新型コロナワクチン接種予約管理システムです。

新型コロナウイルスワクチン接種は、種別によって2回目の接種までの間隔が異なることや、接種順位が設けられたりと複雑であることから、一般的な予約システムでは対応が困難です。

GYOSEIシステムは、個人情報の取り扱いに留意しつつ、これまで自社が培ってきた地方自治体に対するソリューション力を活かし、予約受付業務の効率化を実現します。

特長・LINEチャットボットによる問い合わせ対応を24時間365日自動化
・地方自治体向けソリューションを提供してきた「行政システム株式会社」が独自開発
・プライバシーマーク、ISMS認証による高い情報セキュリティ
主な機能・PC、スマホに対応
・LINE連携
・チャットボットによる応答自動化
・予約可能時間を一目瞭然にする予約管理画面
導入費用要問合せ
運営元行政システム株式会社
東京都立川市曙町2-22-20 立川センタービル
https://www.gyosei-system.co.jp/

リザエン

画像参照元:リザエン公式サイト

予約システム・リザエンは200業種以上のあらゆるビジネスで活用できる予約システムです。上場企業、官公庁、地方自治体など企業規模・業態に関わらず、多くの企業で導入実績があります。

「リザエンforコロナワクチン接種予約」は、これまでにリザエンが培ってきて予約システムノウハウを結集した、「自治体」および「受付代行事業者向け」の新型コロナワクチン接種予約システムです。

初期費用0円、月額1万円から利用できる安心価格で提供。コールセンターなど外部事業者との予約状況の連携にも対応し、予約対応業務の効率化を支援します。

特長・導入後すぐに利用できるSaaS型クラウドサービス
・プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)取得した高いセキュリティ体制、他製品での自治体との取引実績も豊富
・月額1万円~導入可能、自治体の人口規模に応じた料金体験
主な機能・複数接種会場毎のアカウント管理機能
・予約受付データの出力機能
・複数接種会場の予約受付枠設定機能
・接種予定者リストデータの取り込み機能
・ログイン(本人確認)機能
・接種会場選択、予約状況確認機能
・予約登録(複数回の接種に対応)機能
導入費用・初期費用0円
・利用月額1万円~※自治体規模(人口)に応じて変動
例 人口10万人の場合、利用月額20万円
運営元株式会社インタークエスト
本社:大阪府大阪市中央区南本町3-1-12 カネセ中央ビル8F
https://www.iqnet.co.jp/

サイシード

株式会社サイシードが開発した、新型コロナウィルスワクチン接種予約システムは、自治体の予約業務に掛かる負担を削減する機能が備わっています。

予約受付方法は、Web・LINE予約だけでなく、音声IVRを活用した電話自動予約システム機能も実装。インターネットを活用できない方の対応など、電話応対を最小人数のオペレータで行うことが可能です。

AIを搭載したFAQシステムにより、想定される問い合わせも自己解決が可能。自治体の人的負担を大幅に削減します。

特長・電話(自動音声)で、インターネットが苦手な方の予約対応も効率化
・AIが問合せ内容を学習し、チャットボットが自動で対応
・2回目接種、異なるワクチン、2回目の接種予約期間など、複雑なオペレーションに対応
主な機能・AIを搭載したFAQシステム
・音声IVRを活用した電話自動予約
・予約した対象者の接種回数確認機能
導入費用要問合せ
運営元株式会社サイシード
東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー19F
https://sciseed.jp/

MRSO

画像参照元:MRSO公式サイト

予防医療×テクノロジーをテーマに事業展開する「MRSO(マーソ)社」が開発した、自治体向け新型コロナウイルスワクチン接種WEB予約サービスは、ワクチン接種券に記載される「接種券番号」での本人確認・予約に対応しています。

予約枠数の調整もカレンダーから直感的な操作で設定可能、予約システム操作が不慣れな方でもかんたんに使いこなすことが可能です。

国立がん研究センター、日本赤十字社など、公共・民間合わせて1,200以上の医療機関等で導入されており、高いセキュリティ基準をクリアしているので、安心して利用ができます。

特長・大規模医療機関や、全国100以上の自治体で取引実績あり
・申込後短期間で運用開始可能なクラウド型予約システム
・Pマーク、ISMS(ISO27001)、QMS(ISO9001)取得の高いデータセキュリティ体制
主な機能・接種券番号に対応した本人確認機能
・直感的な操作で予約スケジュール調整が可能なカレンダー機能
導入費用要問合せ
※無料キャンペーン実施中(先着100自治体限定※2021年1月29日現在)
運営元マーソ株式会社
東京都港区虎ノ門 4-3-1 城山トラストタワー17 階
https://www.mrso.co.jp/

スイッチスマイル

LINE Botプラットフォームを開発するスイッチスマイル社が開発した、新型コロナワクチン接種予約システムです。

LINEアプリ・Webで新型コロナワクチン接種予約が可能。ただし、現時点で提供している自治体は神奈川県高座郡寒川町に限定されています。

今後は他の自治体でも提供されるかどうか現段階で未定ですが、詳細が気になる場合は、問合せをしてみると良いでしょう。

特長・LINEアカウント、Web等で完結できるシステム
・町から通知される接種券の券番号等を入力することで、ワクチン接種の会場や日時等を予約・変更することが可能
主な機能・LINE上で予約、予約状況確認、Q&A、ワクチン関連情報の閲覧が可能
・自治体から発行される接種券番号等を入力することで、ワクチン接種予約をかんたんに
導入費用要問合せ
運営元株式会社スイッチスマイル
東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
https://switch-smile.com/

まとめ

新型コロナワクチン接種に特化した予約システムを紹介してきました。

各社サービスは機能や特長・価格に違いがありますので、詳細は各社へお問合せいただくか、まずは無料のものからテスト導入をしてみて、使用感を確認してみてはいかがでしょうか。

一人でも多くの方が、新型コロナワクチン接種を受けられるようになると共に、自治体や医療従事者の方々の負担が減ることを願っています。

【免責事項】
当記事に掲載されている情報の正確性については万全を期しておりますが、RESERVA Digitalは閲覧者が当記事の情報を用いて行う一切の行為について、何らの責任を負うものではありません。新型コロナウイルス感染症については、必ず一次情報として、政府発表をご参照ください。

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