スクール・教育業
進化する教室・習い事のかたち、事務作業に求める変化とは多様化・細分化が進む教室の種類
日本のダイバーシティ社会化にともない、子どもの教育支援や大人の習い事の分野も多様化しています。語学学校といえば、かつては英会話スクールが主流でしたが、昨今は中国語や韓国語といったアジアの言語の人気が高まっています。カルチャースクールの中にも、ピアノなどの音楽教室、バレエやダンス、書道、華道のようなメジャーな習い事以外に、コミュニケーション術、プログラミング、速読、動画作成といった教室まで登場しました。ヨガ1つとっても、パワーヨガ、ホットヨガ、アシュタンガヨガと種類は多数に分かれており、今後どの分野も細分化し続け、ビジネスのかたちは様変わりすることが予想されますが、それぞれに共通する経営ポイントがあります。
売り上げの大幅な増加を見込むためには、多店舗展開が重要になります。しかし、校舎や支店が増えると、講師の数やクラス内容が複数展開され、お客様のニーズには応えやすくなりますが、運営は複雑になっていきます。業務の効率化には、予約管理システムの導入が欠かせません。予約管理システムの導入で、講師の出勤スケジュールからクラスの参加人数まで運営状況の詳細が把握でき、予約するお客様にとっても、かんたんに申し込み手続きを進めてもらうことが可能です。
コロナ禍で教室運営のあり方は変化
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、オンライン学習の需要は一気に高まりました。中でも、接触の必要なく学べる英会話やプログラミングといった教室は、群を抜いて人気が高くなっています。対話の必要性が低く、巻き戻しや繰り返しでの確認に適した内容には、オンデマンド配信も取り入れられています。しかし、今後オフライン形式の需要が完全になくなることはなく、これからはオンラインとオフラインのどちらにも対応できるサービスを展開していくことが理想的です。
オンラインとオフラインの両方に対応する際、運営側は講師やスケジュールの管理がしやすい環境を、そしてお客様にとっては予約で迷わない、わかりやすい流れを構築することが大切です。予約管理システムは煩雑になりやすい事務処理をスリム化できるほか、Zoom連携や会員限定メニュー設定、予約時アンケート、キャンセル待ちなどの各種機能を駆使することで、顧客満足度を高めることも可能です。
