旅行業

予約窓口を1本化して体制強化、広範囲にわたる業務をスリム化

煩雑な業務を軽減し効率化を実現

1990年代以降、バブル経済期にトレンド化した社員旅行や、中規模の人数で催されたサークルの団体旅行は減少しました。一方で、インターネットの発展により旅行の仕方はバラエティーを増やし、現代では個人旅行者の増加が顕著になっています。旅行業のシステム化は大手旅行代理店を筆頭に行われ、観光業の仕組みを大きく変革しました。今では、旅行者が無数の旅行プランの情報の中から「最適な旅程を選ぶ」時代になり、旅行会社の「提案力」が求められる時代です。

旅行会社では少しでも多くのお客様のニーズに応えるべく、国内外のパッケージツアーを充実させているほか、現地オプショナルツアーの提供から、ツアーガイド、乗車券、入場券、土産類の手配まで、業務は多岐にわたっています。そこに、細かく件数が多い事務作業を予約システムの導入で一元管理することで、業務の負担を軽減できます。顧客のデータベース管理で、お客様の予約情報を把握する仕組みの構築によって、遠隔にいても旅行当日を双方がストレスなく迎えることができます。

コロナ後の未来を見据えて

新型コロナウイルスの感染拡大により、旅行業界は大きな打撃を受けました。世界中の人々が旅行を自粛し、航空会社は各国への便を停止、ほとんどの旅行会社で業績は悪化の一途をたどりました。しかし、新型コロナウイルスが収束し、各地で観光産業活性化への動きが見られるようになってきました。旅行の需要が完全復活するまでに、社内の業務改善を実現するチャンスです。

アフターコロナで大切な旅行業界のキーワードは、いかに早く、適切に、お客様に情報を提供し、オンライン接客の導入により旅行を身近に感じてもらえるかです。豊富な旅行プラン情報を店舗に備え、来店を「待つ」のではなく、積極的にこちらから「提供」していくことが重要です。そのためには、メールマーケティングやSNS連携機能の活用が必須であり、RESERVA予約システムならそのスタートをサポートする体制が整っています。