医療従事者必見!日本の医療を支える医師会・医学会の違いは?|おすすめの学会情報サイトも紹介!

医療従事者必見!日本の医療を支える医師会・医学会の違いは?|おすすめの学会情報サイトも紹介!

更新

世界的な新型コロナウイルス感染拡大による1年の延期を経て、2021年7月23日に東京オリンピック・パラリンピックが開幕されます。日本医師会は大会の安心・安全な開催に向けて、政府や組織委員会に対して、「無観客開催」の決定や選手村での「クラスター感染対策」などの意見出しを行っています。

近年、度重なる変異株ウイルスの発生やワクチンの開発などで、医療の動向は目まぐるしく変化し、医師は最新の医療知識を身に付けることが求められています。医師が互いの研究や知識を共有する場所として設けられているのが「学会」で、専門分野ごとに様々な学会が開催されています。この記事では、国内に存在する医師会の構造や参照すべき学会情報サイトについて紹介します。

【免責事項】
当記事に掲載されている情報の正確性については万全を期しておりますが、RESERVA Digitalは閲覧者が当記事の情報を用いて行う一切の行為について、何らの責任を負うものではありません。本記事は、2021年7月現在の日本医師会の公式ホームページなどを参照し作成しています。

日本医師会とは

日本医師会は、1916年に北里柴三郎らによって設立され、2013年に公益社団法人として認定された民間の学術専門団体です。日本医師会綱領に基づいて、「医師としての使命感を持ち、人間の尊厳が大切にされる社会の実現」を目指しています。

医師会の構造

医師会は行政と同様に、国・都道府県・市町村の3層構造となっており、役割分担をしています。具体的には、「日本医師会」、「都道府県医師会」、「郡市区医師会」の3つに分かれており、それぞれ独立した組織として密接に連携しながら、国民の健康管理や医療体制の整備に貢献しています。

日本医師会への入会は、群市区等医師会、都道府県医師会への入会を経て可能になる仕組みになっています。なお、「日本医師会」、「都道府県医師会」、「郡市区医師会」の数、会員数、役割は以下のとおりです。

日本医師会
・数:1
・会員数:17万3761人(日本医師会ホームページより)
・役割:医師を代表し、国や官公庁に対して提言を行う。

都道府県医師会
・数:47
・会員数:18万7296人(厚生労働省資料より)
・役割:複数の自治体にまたがる業務や都道府県全体で取り組むべき医療政策に対して提言を行う。

群市区等医師会
・数:891(厚生労働省資料より)
・会員数:20万400人(厚生労働省資料より)
・役割:予防接種や健康診断などを実施し、直接住民と関わり地域の医療を支える。

コロナ禍での医師会の活動

新型コロナウイルスの感染防止のため、医師会は政府と協力し、様々な活動を行っています。代表的な活動は、ワクチン接種時の環境整備の呼びかけ、医療機関への支援金の手続き、クラスター発生時のマニュアル作成、海外の感染症対策の紹介などです。また、医療機関へ向けた情報提供だけではなく、国民が安心して公共施設などを利用できるような環境づくりにも励んでいます。2021年6月11日には、感染対策を徹底している医療機関に対して、「みんなで安心マーク」を発行し、患者が感染リスクを恐れずに来院できるよう貢献しています。

日本医学会とは

日本医師会の下に設置されている「日本医学会」には、2024年時点で142の分科会が登録されています。本会は、「医学に関する科学および技術の研究促進を図り、医学および医療の水準の向上に寄与する」ことを目的として、日本医学会総会・シンポジウムの開催や医療に関する情報の収集などを行っています。

学会の開催情報収集におすすめのサイト一覧

国内では、日本医学会による「医学会分科会」をはじめとして、厚生労働省の研究班や地方の医師会が開催するものなど、様々な学会・研究会が開催されています。ここでは、医師が年間でどのような学会が開催されるのかを情報収集するうえで、参照すべきサイトを紹介します。

サイト名URL特徴
日本医学会 https://jams.med.or.jp/members-s/index.html 日本医学会に登録されている142の学の基本情報が集約
日経メディカル /medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/ ・年月日、五十音、カテゴリー、都道府県別に検索が可能
・Googleカレンダーに登録可能
・海外の学会も記載あり
医学書院https://www.igaku-shoin.co.jp/society/medical医学関連だけではなく看護関連の学会も記載あり
M-Reviewhttps://med.m-review.co.jp/calendar_index・開催時期、診療科目、都道府県別に検索が可能
・会場名、オンデマンド、Web開催について記載あり
・過去の学会情報も閲覧可能
メディカルオンラインhttps://www.medicalonline.jp/meetings/archive学会会長名の詳細情報(所属大学・研究所、役職など)が一覧で閲覧可能
Medical Tribunehttps://medical-tribune.co.jp/gakkai/gkcalendar/・カレンダー、リスト表示を選択可能
・延期や中止になった学会や海外の学会情報も記載あり
IMIC(国際医学情報センター)ライブラリhttps://www.imic.or.jp/library/gakkai/・学会開催案内、学会会議録などを検索可能
・学会会議録の雑誌掲載についての記載あり
UMIN(大学病院医療情報ネットワーク)学会情報https://www.umin.ac.jp/ac/shukai.htm・細かく分類された専門分野から検索可能
・ホームページがある学会に絞って閲覧可能

学会の出席管理を効率化する予約システム

専門分野に応じて、年間膨大な数の学会が開催されていますが、学会のようなセミナーの開催を行ううえで、複雑な事務業務が発生します。近年では、感染状況などにより、急遽オンラインでの開催や学会の中止などの内容変更に関する連絡も必要になります。当社が提供する予約受付システムRESERVA(https://reserva.be/は、26万の事業者・官公庁に導⼊されている国内最⼤級のSaaS型予約システムであり、人口20万人を超える規模の自治体のほか、人口5万人以下の小規模な市町村でも導入実績があります。Zoomとの連携機能も搭載されているため、オンラインでの学会開催にも対応しています。

予約システムRESERVAの概要はこちら

医療機関における予約システムの活用

当社が提供する予約システムRESERVA(https://reserva.be/は、医療機関向けの予約システムや、新型コロナワクチン接種の予約受付に特化したシステム「新型コロナワクチン接種予約システム by RESERVA」を提供しています。「新型コロナワクチン接種予約システム by RESERVA」は320超の自治体、医療機関、クリニック、企業などで、ワクチン接種の予約を導入いただいています。

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<RESERVAの導入を決定したポイント・メリット>
1.導入決定後、最短3営業日で稼働
2.インターネットで24時間病院・クリニックの予約を受付が可能
3.システムが苦手なスタッフでもかんたんに使えるわかりやすい管理画面
4.直前予約・指定時間での締め切りの設定が可能
5.国内データセンターで情報を安全に管理(安心安全なセキュリティ体制)

まとめ

今回は、国内に存在する医師会・医学会の役割や、医師が学会情報を収集するうえで活用すべきサイトを紹介しました。学会は日本医師会だけではなく、診療科目や研究内容に特化した団体が主催となって、開催されています。将来、さらに予想される医療サービスの多様化に向けて、医師にとって医療知識をアップデートするために欠かせない学会情報や参加者管理のデータベース化は、学会運営団体にとって必要な業務となります。取り上げたサイトを参考に、地元の医師会への入会や学会への参加など、新たな活動を検討してみてはいかがでしょうか。

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