Facebookでお店の広報活動が効果的にできることをご存じですか?
Facebookはじめ、SNS(ソーシャルネットワーキング)サービスと聞くと、
・仕組みが難しそうで、機械に弱い私には分からない
・中高生や若い人向けのサービス
と思い込んでいる方はいませんか。
昨今のインターネットサービスの急速な普及によって、いまや、
SNSは店舗を経営する事業主の皆さんにとっては、必携のサービスと言えます。
しかも多くのSNSではお店の広報に役立つ便利な機能が無料で使えます!
この図表からお分かりいただけるとおり、従来、店舗の認知のされ方は、どんなにチラシをまいたとしても、ご近所や周辺地域までに、そのお店の知名度は留まっていました。
これに対し、SNSの利用によって、お店の情報の広がり方には制限がなく、国境を超えて、海外の人にまでお店のサービスを知ってもらう可能性が生み出せるのです。
SNSとは
SNSは、直訳で「社会的なネットワーク(人と人、モノや情報とのつながり)をインターネット上で構築するサービス」を意味しており、アメリカ発の「Facebook(フェイスブック)」、Instagram(インスタグラム)、Twitter(ツイッター)などが有名です。
中でも世界的に有名なのがアメリカ発の「Facebook(フェイスブック)」です。世界のFacebookユーザーは25億人を超えていると言われ、圧倒的な支持を得ています。
この多くの利用者がいるSNSのプラットホーム(環境)を利用しお店の広報活動を行うことで、認知度を高める効果があることは言うまでもありません。
お店のSNSアカウントは当たり前!?
近隣のお店、競合店を含めて、SNS(Facebook、Instagram、Twitter)でお店の名前を検索してみてください。検索はSNSアカウントをお持ちでなくても、Google検索で、「店名␣Facebook」などと検索すると、SNS内の検索結果が閲覧できます。
おそらく近隣のお店では、いずれかのSNSアカウントが既に作成されているかと思われます。
SNSアカウントのメリット
SNSアカウント利用のメリットは、前述の通り、お店の情報が制限なく、日本全国、世界中に広がる可能性を持っているところにあります。また、タイムリーに情報配信できるので、臨時休業、営業時間変更など、常連のお客様に迷惑のかからない情報伝達が可能です。
また、SNSアカウントのメリットは何と言ってもこの制限のない広報活動が無料でできることであり、アカウントのフォロワー数(あなたのアカウントをお気に入りに登録している人数)に限らず、配信する情報によっては、日本全国の注目を集めることもあるのです。
店舗が利用するSNSの成功例について、有名な話として、奈良県のトンカツ屋「まるかつ」さんのTwitterの話があります。
まだ、フォロワー数が10数名足らずだった「まるかつ」さんの公式Twitterである日、店長が投稿したツイートが瞬く間に全国に拡散し、お店が大繁盛した、というお話があります。ご興味がある方は、こちらをお読みください。
別サイトリンク:たったひとつのツイートから始まった軌跡-奈良のとんかつ店「まるかつ」さん
SNSアカウントのデメリット
SNSアカウントのデメリットは、その拡散のスピードと匿名性にあります。ご存じの方も多いかと思いますが、SNSは残念ながら健全な利用だけではなく、誹謗中傷やデマの拡散の温床となっています。
こうしたデメリットをしっかり理解したうえで、SNSアカウントを運営し、自らもデマ拡散や、誹謗中傷の加害者にならないように注意が必要です。
Facebookとは
世界に25億人のユーザーをもつFacebookは、日本国内でも2,700万人(2017年情報)ほどのユーザー数を誇り、若者を中心に広く利用されています。
Facebookは実名によるアカウント作成が義務付けられており、まずはご自身のアカウントを作る必要があります。出身地や卒業校、勤務先も入力できますので昔の知人と久々に連絡を取り合うことができるかもしれません。
Facebookは、自身の近況や共有したい出来事、ニュース、トピックなどを友だちとシェアができます。
すでに、Facebookアカウントをお持ちの方は、活用術などについて、別の記事をお読みください。
別記事: Facebookページに「予約する」ボタンを設置して予約客を倍増!
Facebook用語集
ニュースフィード
Facebookでつながった友達や自分が投稿したものなどが表示されます。「いいね!」というリアクションがしたいときは記事の下にあるボタンで選択します。
シェア
ニュースフィードに流れた情報で、自分の身の回りの人にも情報を共有(シェア)したいと思ったときは、「シェア」ボタンを押せば、自分の友だちのニュースフィードにこれが表示されます。
ファンページ(Facebookページ)
お店のFacebookページを作る際には、こちらを利用します。ファンページはお店の名義で自由に作れ、お店のFacebookページのファンを増やせば、お問い合わせやシェアがたくさんなされるでしょう。
Messenger(メッセンジャー)
Facebookに紐づく、メッセージ機能を指します。スマートフォンですと、Facebookとは別にこのMessangerのアプリインストールを求められる場合があります。
Facebookの登録方法
1.Facebookの公式ホームページにアクセス → Facebook
もしくはアプリをダウンロード App store / Google Play
2.アカウント登録に必要情報を入力
3. 登録した電話番号のSMS、またはメールアドレスに届く認証コードを入力
4.登録完了
わずか3ステップで、登録できます。
登録が完了したら、プロフィールを編集したり、早速お店のページを作ってみます。
5.Facebookページを作成をクリックして、「ビジネスまたはブランド」を選択
6.お店の基本情報を入力します。
7.プロフィール写真などのアップロードが求められます。(スキップも可能)
8.あなたのお店のFacebookファンページができました!
Facebookでできること
Facebookアカウントの開設が終わったら、
①プロフィールの編集(写真、紹介文)
②お店のFacebookページで「投稿」したり、来店客にページへの「いいね」をお願いする。
③フォローするお店、人を検索(店舗所在地の市役所などもおススメ)
Facebookファンページをいいねすると、お店の投稿がニュースフィードで表示されるようになるので、まずはこの「いいね」を増やすことが大切です。
Facebookページについては、Facebook公式から作成後の流れとして、
- ページの説明を追加
- プロフィール写真とカバー写真を追加す
- 最初の投稿を作成
- 友達にページへの「いいね!」をリクエスト
とガイダンスのメールが流れます。
FacebookからRESERVA予約サイトへ誘導
Facebookのプロフィール、ニュースフィードの投稿にお店のRESERVA予約サイトURLを貼付けすれば、Twitterアカウントを見たお客さんが予約をしやすくなります。
Twitterと異なり、Facebookには文字数制限がないので、お店の情報をありのまま伝えることが出来ます。
こうしたSNSアカウントから予約サイトへ誘導をすることで、来客数の増加が見込めるでしょう。