当社が提供するRESERVA予約システムは、全国の自治体担当者の負担軽減を目指し、「新型コロナワクチン接種予約システム」を提供しています。オミクロン株に対応したワクチン接種にも導入可能で、 2024年時点で、320の市町村・企業・医療機関などで稼働中です。
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日本のワクチン接種状況は、2024年1月9日時点でこれまでの総接種回数は4億回以上(内閣府ホームページ参照)、人口全体の4回目接種率は45.8%で日本国内の接種人数は5938万6,222人、3回目接種率は67.3%と公表されています。また、NHKの情報(2024年1月7日時点)によると、3回目接種を完了した人の割合は秋田県が全人口に対し79.06%と最多で、山形県、岩手県、新潟県が続いており、東京都は65.92%、大阪府は60.80%となっています。
また、厚生労働省は、2022年8月8日に行った第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で、初回接種を完了したすべての人を対象に、オミクロン株(BA.1)に対応するワクチンの接種を、2022年10月中頃以降に開始する方針を決めました。接種開始予定の10月に向けて、その効果や接種間隔、接種対象者の条件など、オミクロン株対応ワクチンに関するトピックは注目を集めるものと考えられます。そこで本記事では、オミクロン株対応ワクチン接種に対する各自治体の準備状況について調査し、最新情報をまとめました。
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オミクロン株対応ワクチン接種
オミクロン株対応ワクチン接種の概要
加藤勝信厚生労働大臣は、8月8日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会での議論を受け、「オミクロン株対応ワクチンの接種対象者について、初回接種を完了したすべての方を想定した準備を自治体において行うこと、またオミクロン株対応ワクチンの接種開始時期について、今年秋以降とお示ししていたところ、具体的には今年10月半ば以降になることが考えられる」(「厚生労働大臣記者会見概要」より引用)と述べており、できるだけ早くオミクロン株対応ワクチンの接種を開始する意向です。
参考資料:厚生労働省「第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 【資料1】新型コロナワクチンの接種について」
オミクロン株とは?
オミクロン株とは新型コロナウイルスの変異株のひとつです。潜伏期間が3日程度と短く、デルタ株と比べて感染スピードが約3倍速いのが特徴です。基礎疾患や肥満を有しない50歳未満の人は重篤化はしにくいものの、軽症者が急増したことで高齢者にも伝播し、重症者数も増加しています。
参考サイト:厚生労働省「オミクロン株の特徴を踏まえた効果的な対策」
参考サイト:朝日新聞Reライフ.net「オミクロン株、感染倍増の速度は? 潜伏期間は? どんな変異が影響?」
対象者
オミクロン株対応ワクチンの接種対象者は、初回接種(1・2回目)を完了した人で、少なくとも重症化リスクが高い高齢者等が対象となる見込みです。現時点では、全ての住民を対象に実施することも想定して準備が開始されています。
費用
費用については、今までと同様に国が全額負担する方針のもと、進められています。
接種間隔
オミクロン株対応ワクチンの接種間隔は現時点では明らかになっておらず、前回の接種との間隔についても留意しなくてはなりません。特に3回目・4回目接種については、オミクロン株対応ワクチンとの接種間隔を踏まえ、どのように対象者の拡充を行うかが議論されています。
使用ワクチン
使用ワクチンは国の分科会ではオミクロン株(BA.1)と従来株に対応した2価ワクチンを使用することが妥当とされました。
接種の実施や対象者、接種間隔等の詳細な情報はまだ検討の余地があるため、こまめに情報を収集する必要があります。
参考資料:厚生労働省「第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 【資料1】新型コロナワクチンの接種について」
参考資料:厚生労働省「第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 【資料2】オミクロン株対応ワクチンについて」
接種の効果と副反応
オミクロン株対応ワクチン接種の接種効果としては、少なくとも重症化予防効果があるとされています。オミクロン株対応ワクチン接種における副反応については、現在まで確認できていません。
接種スケジュールとその条件
各自治体は、オミクロン株対応ワクチン接種の実施に備え、接種券の送付や会場の手配等準備を開始した段階です。自治体によって接種券に申請が必要だったり、配布スケジュールが異なったりと差異があるため、早めの接種を希望する人は、自分が住んでいる地域の公式ホームページで確認しましょう。
東京都23区のオミクロン株対応ワクチン接種に関する調査
2024年現在、東京23区では23区全てがオミクロン株対応ワクチン接種に関する情報を発表しています。
本記事では、各自治体の準備状況を以下の4つで分類しました。
公開情報内容 | 自治体数(23区中) | |
⒈ | 接種券配布スケジュール/接種開始予定日/予約受付体制/接種場所の全てを公開 | 17区 |
⒉ | 上記のうち、いずれか1つ以上を公開 | 6区 |
⒊ | 「後日詳細を公開」と留める | 0区 |
⒋ | オミクロン株対応ワクチン接種について言及無し | 0区 |
オミクロン株対応ワクチン接種に関する自治体の情報一覧(URL)
地方自治体での導入が進むRESERVAのワクチン接種予約システムとは
26万の事業者・官公庁に導⼊されている国内最⼤級のSaaS型予約システムRESERVAは、新型コロナワクチン接種の予約受付に特化したシステム「新型コロナワクチン接種予約システム by RESERVA」を提供しています。1~4回目のワクチン接種予約に対応した当システムは、2022年9月末を目途に、オミクロン株対応のワクチン接種予約に向けた機能を追加予定です。
詳細はこちら:新型コロナワクチン接種予約システム by RESERVA 特設サイト
現在、「新型コロナワクチン接種予約システム」のデモ相談会を実施中です。
デモ実演・相談会のお申し込みは、以下特設サイトの問い合わせからご連絡ください。
https://vaccine.reserva.be/
当社は今後も、政府や厚生労働省及び関係省庁の発表に応じて、コロナワクチン接種予約の対応に必要な機能を速やかに開発、独自の調査ノウハウを活かし、皆様のお役に立てるツール、情報を提供します。