DMやメルマガを定期的に送付しているが、なかなか思ったように効果が上がらないという悩みはよく耳にします。
しかし、そもそも的外れな顧客リストに対してあれこれ戦略を考えたり、最適化を頑張ってみても効果は上がりません。
- どのお客様に対して、
- どのような内容を、
- どのタイミングで送るか
というそれぞれの要素をひとつづつクリアすることが成功への近道となります。
今回は、「どのお客様に対して」という部分をお伝えします。
1.お客様を分類する=セグメンテーション
先日、「【店長必見】最近来店がない休眠客を呼び覚ます方法」という記事にてお客様を的確に分類することによって、DM・メルマガの効果が大きく変わってくるとお伝えしました。この顧客リストを分類する作業を「セグメンテーション」とマーケティングの現場では呼ばれています。
分類を行うことで、DMやメルマガの効果をアップさせることができます。
2.セグメンテーションの方法
セグメンテーションを行う際には、様々な分類方法があります。
2-1 地理的分類(ジオグラフィック)
国や地域、気候など環境による要素で分類します。
例:
- ○○町内会の方
- ○○一丁目にお住まいの方
- 潮風による塩害でお困りの方
2-2 人口統計分類(デモグラフィック)
性別・職業・年齢・家族構成などの要素で分類します。
例:
- 女性の方
- 30代の方
- お子様が小学生以下の家庭
2-3 心理的分類(サイコグラフィック)
心理的特徴やライフスタイル、価値観といった感性の分野に強く結びつく要素で分類します。
- 節約志向の方
- 夜型の方
- 今年中に結婚したいと考えている方
2-4 行動分類(ビヘイビア)
来店状況・来店プロセス・来店頻度などの実際に購入した要素で分類します。
- 前回ヘアカラーをされた方
- WEBで予約をされた方
- 半年以上来店がない方
サービス業の場合、「行動分類」でのセグメンテーションが一般的ですがその他の分類と掛け合わせることによってより細分化したリストを作成することができます。
3.絞り込んだリストをクリーニングして利用する
クリーニングとは、リストの中にある無効なものや
重複したデータを削除する作業となります。
これで完成となります。
いかがでしたでしょうか。
お客様のリストを改めて分類(セグメンテーション)をすることによってメルマガのキャンペーン内容を変えたり、アプローチ方法を変えたりすることでより効果を高めることができます。
ぜひお試しください。