生活様式の変化やITツールの普及により、予約受付のオンライン化が進んでいます。予約ユーザーにとっては、スマホやパソコンでいつでもかんたんに予約申込みが可能ですが、サービスを提供する予約管理者にとっては、オンライン予約対応に苦戦する方も少なくありません。
今回は、サービス業務の効率化に役立つ機能のひとつ「準備時間設定機能」について解説します。
準備時間設定機能とは?
RESERVA予約システムの「準備時間設定機能」では、サービスの予約と予約の間に準備時間の設定が可能です。
準備時間設定機能は次のような方におすすめです。
・混雑緩和のために予約時間の間隔をあけたい店舗経営者様
・次のサービス提供時間まで準備が必要なサロン経営者様
・予約時間をオーバーすることが多く、予約件数を詰め込めない経営者様
接客・サービス、施設運営など様々な予約シーンで利用できる機能です。
準備時間設定機能の基本情報
RESERVA予約システムの準備時間機能について
利用可能プラン:ゴールドプラン以上
利用可能タイプ:サービス提供タイプ(スタッフ指名あり・なし両方)、施設タイプ
RESERVA予約システムの準備時間機能は、ゴールドプラン以上を契約中で「サービス提供タイプ」「施設タイプ」で利用可能です。準備時間はサービス提供タイプが5分単位、施設タイプは1分単位で設定できるため、柔軟な予約受付対応を実現します。
準備時間設定機能の活用例
準備時間設定機能の概要と基本的な設定方法が分かったところで、実際によくあるケースをもとに、予約メニューの準備時間を設定していきます。
ネイルサロンの準備時間を設定する
ネイルサロンは、少人数で運営していることが多いため、メニューとメニューの間に準備時間を設けるほうが、効率よく業務を行うことができます。
・メニュー所要時間:60分
・メニュー準備時間:30分
今回は、上記条件に加え、すでに10時からの予約が埋まっている場合のメニュー画面で違いを比較します。
上の画像が、準備時間を設定した場合と設定していない場合の予約画面です。
準備時間を設定していない左側は、10時の予約が終わった直後の11時には予約が可能になっているのに対し、右側の準備期間30分を設定した場合は、準備が終わる11時30分までは予約ができないようになっています。
ネイルデザインによっては所要時間を越えてしまう場合もあるので、準備時間を設定することで余裕をもって予約を受け付けできます。
混雑緩和のため、予約と予約の間隔をあける
続いて、混雑緩和のために予約時間の間隔をあける場合の活用例です。最近では、携帯ショップなども来店する際は事前にオンライン予約ができる店舗も増えています。店内が人で混雑するのを防ぐため、あらかじめ予約と予約の間隔を広く取ることが可能です。
・所要時間:60分
・準備時間:60分
実際には準備時間は30分ほどで完了するような場合でも、あえて60分間に設定することにより、店内の混雑を緩和し余裕を持った接客応対が可能になります。
来店予約の準備期間がない左側は、11時からも予約ができるのに対し、準備時間ありの右側では10時の次の予約が12時になっています。
予約の間隔を開ける際に、予約メニュー自体の所要時間を長くとる方法もありますが、所要時間がお客様にも見えるため、お客様が混乱しないためにも準備時間設定を利用することをおすすめします。
動画で設定方法を確認したい方へ
設定方法を確認したい方へ動画解説をご用意しています。
RESERVA公式YouTubeチャンネルでは、RESERVA予約システムをご利用中のお客様に向けて、機能紹介動画を随時配信しています。予約タイプの説明から最新機能の紹介など、幅広い情報を提供していきますので、ぜひご覧ください。
準備時間を設定するだけで、仕事の作業効率がぐんと高まり、サービスの質の向上にもつながります。設定方法もかんたんで気軽に取り入れられるのでせひこちらの準備時間設定機能をご利用ください。
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