チケット販売を楽にしたい!チケットを転売されたくない!チケットのコストを削りたい!
そのような事業者の願いを実現するのが、オンライン予約システムです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ライブエンターテイメント業界は大きなダメージを受けました。2022年12月現在は、換気の徹底や声出しの制限等の感染対策のもと次第にイベントが開催されるようになりましたが、新型コロナウイルス感染拡大にともなう生活様式の変化や、非対面非接触で対応可能な気軽さなどが要因となり、オンラインでイベントの予約をするのは当たり前の世界になっているといっても過言ではないでしょう。
そこで今回はイベントのためのオンライン予約システムを提供するおすすめのサービスと予約システムを選ぶポイントを紹介します。
【この記事の対象となる事業者】
・イベント運営に予約システムを導入したい人
・新しいシステムへの乗り換えを検討している人
オンライン予約システムのメリット
予約システムを導入すると自動で予約受付・予約管理されるため、運営者が手動で対応する必要がなくなり、業務の効率化が促進されます。また、予約者も窓口や電話・メールなどで問い合わせる必要がなくなるため、予約者側にも大きなメリットがあります。
新型コロナウイルス感染症の予防
予約システムを導入すると、イベントの予約から入金・発券までオンライン上で完結するため、スタッフとイベント参加者が接触する機会が大幅に削減されます。
会話やチケットの受け渡しの必要がなく、システムによってはQRコード1つでチケット確認が完了するため、入場がスムーズになり参加者が密集することを避けられます。
チケットの転売の防止
オンライン予約の場合、入場時にQRコードやスマートフォン・タブレットの画面を提示して入場することが多いです。上記を提示するには、メールアドレスや電話番号、パスワードなどが必要となるため、紙のチケットと比べて譲渡のハードルが高いといった特徴があります。
料金支払いの自動化
予約システムの中には、予約と同時にチケットの代金を支払える事前決済機能を搭載しているものもあります。
従来の場合、チケットの抽選・予約→当落の確認→コンビニや銀行で入金→後日発券といった手順が必要でした。そのため、予約を忘れていて入金期日に間に合わなかったといった予約者も少なくありません。
事前決済機能があると、予約者は入金を忘れる心配がなくなるため、安心してイベント当日を迎えることができます。また、イベント運営者は無断キャンセルや直前キャンセルを防止できるため、売上の損失を防止することが可能です。
イベント予約システムを選ぶ上でのポイント
導入にかかる費用と時間
システムによって契約期間や導入までの流れ、利用料金は大きく異なるため、どれくらい費用と時間がかかるのか事前に確認することが重要です。そのためにも、まずは気軽に試せる価格帯で操作性が分かりやすいシステムをおすすめします。可能であれば、無料プランやお試し期間があるサービスから始めると使用感を確かめられるため安心です。
使いやすさ
予約システムは毎日使うことになるため、操作性も重要なポイントです。有料プランを契約する前に無料プランで試してみたり、サンプルサイトやお試し利用で操作感を事前に把握しておきましょう。また、予約時には顧客もシステムを操作することになるため、予約画面の使いやすさも重要です。
おすすめのイベント予約システム5選を紹介
※掲載する価格には変動の可能性があるため、最新情報は各社のサイトからご確認ください。
「少人数イベント開催!簡単で分かりやすい!―初心者向け―」
RESERVA(レゼルバ)
RESERVA(レゼルバ)は、登録事業者数20万社を誇る予約システムです。集客やリピーター獲得、予約関連業の負担を削減する多彩な機能が搭載されているのが特徴です。また、管理画面・予約画面ともに操作性がシンプルでわかりやすいため、参加者の年齢層が幅広いイベントでも安心です。
【イベント運営で便利な機能例】
・予約リマインドメール機能
・事前カード決済機能
・団体予約機能
・残席表示機能
・キャンセル待ち機能
・予約時アンケート機能
・Zoom連携機能
・多言語機能
・ホームページへの埋め込み機能 など
→セミナー予約のサンプルサイトはこちら
→ライブ予約のサンプルサイトはこちら
【価格・月額料金】(税込)
プラン名 | 初期費用 | 月額利用料 |
フリープラン | 0円 | 0円 |
ブループラン | 0円 | 3,850円 |
シルバープラン | 0円 | 6,600円 |
ゴールドプラン | 0円 | 13,200円 |
エンタープライズプラン | 0円 | 25,300円 |
スイートプラン | 0円 | 55,000円 |
※すべてのプランが初期導入費用0円で申し込み当日から利用可能。
→料金プラン・機能の詳細はこちらから
【活用事例】
予約受付が自動化されたことで、Excelシートへの手入力作業の必要がなくなりました。管理画面上から、どのお客様がどの研修を予約されたかが、カレンダー形式で可視化されるようになったので、管理もとても楽になりました。
電話予約の場合は受付時間が就業時間に限定されますが、オンラインであれば24時間365日受付することができます。予約に関する電話件数も減ったことで、徐々に予約受付スタッフの業務効率化が図られてきているように感じています。
SELECTTYPE(セレクトタイプ)
SELECTTYPE(セレクトタイプ)は、多種多様な170以上のテンプレートからデザイン性に富んだ予約フォームなどを作成できるサービスです。予約フォーム以外にもホームページやイベント告知、メールフォームやアンケートフォームの作成も可能です。
【イベント運営で便利な機能例】
・クレジットカード決済機能
・キャンセル待ち予約機能
・多言語機能 など
【価格・月額料金】(税込)
プラン名 | 初期費用 | 月額利用料 |
フリープラン | 0円 | 0円 |
ベーシックプラン | 0円 | 1,650円 |
プロフェッショナルプラン | 0円 | 3,300円 |
プレミアムプラン | 0円 | 11,000円 |
ベーシックパッケージ | 0円 | 3,300円 |
プロフェッショナルパッケージ | 0円 | 5,500円 |
プレミアムパッケージ | 0円 | 16,500円 |
「大人数イベント!いろんな機能!―上級者向け―」
Event Cloud Mix(イベントクラウドミックス)
Event Cloud Mix(イベントクラウドミックス)は、イベント開催の事前準備から当日、事後フォローまでのイベントサイクルを一元管理するイベントマネジメントソフトウェアです。
【イベント運営で便利な機能例】
・QRコード受講票発行機能
・申込み満席/満席間近表示機能
・出展社/協賛社/講演者管理機能
・オンラインイベント管理機能 など
【価格・月額料金】(税抜)
プラン名 | 初期費用 | 月額利用料 |
プランSS | 0円 | 9,800円 |
プランS | 0円 | 19,800円 |
プランM | 0円 | 29,800円 |
プランL | 0円 | 80,000円 |
カスタム | 0円 | 要問合せ |
Event Manager(イベントマネージャー)
Event Manager(イベントマネージャー)は、チケット販売・受付業務を一貫して管理できるデジタルチケット販売システムです。予約者の画面ではチケットの発券・入場やチケット分配などが可能です。
【イベント運営で便利な機能例】
・抽選申込受付機能
・座席管理機能
・もぎり選択機能
・整理番号機能 など
【価格・月額料金】
・要問合せ
Event Regist(イベントレジスト)
EventRegist(イベントレジスト)は、イベントの告知や事前決済、参加者管理など、イベント運営の効率化に大きく貢献するイベントマーケティングプラットフォームです。
【イベント運営で便利な機能例】
・受付用アプリ
・独自申込フォーム作成機能
・抽選申込機能
・コンビニ/ATM決済機能 など
【価格・月額料金】(税抜)
プラン名 | 初期費用 | 利用料 |
Basic | 要問合せ | 0円 |
Basic+ | 要問合せ | 100,000円 |
Premium | 要問合せ | 利用機能・サポートにより変動 |
Enterprise | 要問合せ | 要問合せ |
※有料イベント場合、チケット販売手数料8%が発生
→料金プランの詳細はこちらから
まとめ
今回はオンラインのイベント予約について徹底解説しました。
オンラインのイベント予約は、チケット制作によるコスト削減や事前の自動決済が可能で、事業者とユーザーどちらにもメリットがあるため、オンライン予約が急増していることがわかりました。選ぶ際は、活用事例を参考にしつつ自社にあったサービスを探しましょう。