近年は、健康保険のコスト削減意欲の高まりや新型コロナウイルスの影響で増加したフィットネスジムの閉鎖と在宅勤務やテレワークによる運動不足への不安によって、オンラインフィットネスが増加傾向にあります。 それに伴って、LIVE型や動画配信によって行われていたオンラインフィットネスに新しい価値を与える特徴的なサービスが次々登場しています。
この記事では、オンラインフィットネスを活用するメリットや特徴的なオンラインフィットネスを8つ紹介し、今後アフターコロナに向けてどのような仕組みづくりが必要なのかを解説していきます。
オンラインフィットネスのメリット
「在宅勤務による運動不足の解消」
外出自粛やリモートワークにより在宅時間が増えた人は多くいます。その状況下で心配されるのが、運動不足です。健康課題の解決などに取り組む企業リンクアンドコミュニケーションは、自社開発のAI健康アドバイスアプリ「カロママプラス」の利用者を対象に、2020年1月~5月の間で「歩数・体重・体脂肪率」にどのような変化があったのかを調査しました。
調査の結果、新型コロナウイルスの影響前は1日当たり3000歩未満の人が13.85%にとどまっていましたが、自粛要請下では15.43%、そして緊急事態宣言下では27.60%と自粛要請下や緊急事態宣言下では歩かない人が増えており、体重は全体の約57%、体脂肪率は全体の約60%も増加がみられました。 そのような運動不足を解消するのにオンラインフィットネスが有効です。
「テレワークのリフレッシュ」
適度な運動は脳内のセロトニンという神経伝達物質が脳内に増えて、気持ちの面でもリフレッシュでき、ストレス発散に効果があるとされています。
リモート会議やなれない環境でストレスがたまりがちなテレワークにオンラインフィットネスによる運動を取り入れ、業務効率を向上させることができます。
「感染症のリスクを減らせる」
人気のスタジオレッスンでは、数十分前から行列に並び整理券をもらわなければ参加できないというところもあり、混雑による感染症罹患のリスクがつきまといます。
オンラインフィットネスであれば、自宅で専門性の高い内容のレッスンを受講することができ感染症罹患のリスクを削減できるメリットがあります。 加えて、異性の参加者や利用者同士の人間関係を気にする必要がなく、トレーニングに集中することができます。
「店舗型のフィットネスジムより安価」
店舗型のフィットネスジムでスタジオレッスンのみ受講する場合、オンラインフィットネスの方が安価です。
オンラインフィットネスの中には1回500円から行えるレッスンがあり、 フィットネスジムに通うよりも価格のハードルが低く、専門性の高い内容のレッスンを受講開始できます。
「隙間時間で運動ができる」
オンラインフィットネスの運動時間は5分~60分程度と、短時間でトレーニングできるレッスンが多くあります。子育ての合間やテレワーク中の隙間時間で効率的にトレーニングをすることができます。
トレーニングが趣味になるオンラインフィットネス8選
テクノロジーの発展に伴い、オンラインフィットネス業界に次世代のトレーニング方法が増加しています。以下は、オンラインフィットネスを情報収集した上で、トレーニングが趣味になる8サービスをご紹介します。
mamaトレ (ママトレ)
mamaトレは、100人以上のママにアンケート調査を実施しママの意見を反映したサービスです。1回25分からのマタニティヨガや産後のトレーニング、親子で行えるトレーニングなどのレッスンが用意されています。インストラクターがマンツーマンで指導するため初心者でも安全に トレーニングを行えます。
当日予約や当日キャンセルが可能であることから、急な用事や子供の体調不良などに対応できます。育児や家事でジムに行く時間がない人におすすめです。
URL:https://mamatore.com/
LEAN BODY (リーンボディ)
LEAN BODYは、日本最大級のオンラインフィットネス動画サービスです。「ビリーズブートキャンプ」のビリー隊長として知られるビリー・ブランクス氏などのインストラクターが所属しており、 日本人向けに新たに考案された令和版ビリーズブートキャンプなどのレッスンプランが特徴です。
他にもヨガやピラティス、ダンスなど500以上ものレッスンがあり、自分に合ったレッスンを選択可能です。レッスンごとにバッジや修了書を取得でき、達成感を得られます。
URL: https://lp.lean-body.jp/
Be TEAM(ビーチーム)
Be TEAMは、 アメリカでビジネスやアスリートに取り入れられているTEAMコーチング を利用した、8人1組のチームに専属コーチがつき食事管理・運動を行いチームの力でダイエットを成功に導く、女性限定のオンラインフィットネスサービスです。
16週間の短期集中ダイエットプログラムで、結果を期待できます。ダイエット効果に満足できない場合のために、28日間サービス返金保証制度が導入されています。
URL: https://beteam-diet.com/
ヨガティブ
ヨガティブは、60以上もの雑誌やメディアで取り上げられているオンラインパーソナルヨガサービスです。専用カルテに基づいたマンツーマンレッスンで無理なく続けられることから、なかなか継続できないという人も長くヨガを楽しむことができます。
精神安定や睡眠の質、肩こり解消など日常を気持ちよく暮らすレッスンがあり、心と体も健康にすることが期待できます。男性会員が40%以上と、女性ばかりで気になるという人でも始めやすいサービスです。
URL:https://online-yoga.jp/
Body Quest (ボディクエスト)
Body Questは、完全オーダーメイドのメニューと丁寧な指導で、トータルサポートするオンラインフィットネスサービスです。
事前にEラーニングテキストを読んでからトレーニングをし、 単なる減量という引き算のトレーニングではなく、心も健康にする「ボディデザイン」という足し算のトレーニングをするという考え方の基、忙しい人でも健康な体作りを目指せます。
URL::https://www.bodyquest.jp/
pright(プライト)
prightは、会員登録時に選択した項目をもとにトレーナーやレッスンのマッチ率を表示し、気になるトレーナーとマッチするとレッスンを受けられるオンラインフィットネスサービスです。
レッスン後、利用者がサービスに満足した分だけ基本料金に上乗せすることが可能で、トレーナーに感謝の意を伝えることができます。
URL::https://pright.net/
CLOUD GYM(クラウドジム)
CLOUD GYMは、DNAデータに基づいて個別最適化されたダイエットプログラムでボディメイクを行う、次世代型オンラインパーソナルジムサービスです。
専用のアプリから自分の体重や食事、運動量を確認が容易です。利用者のDNAからエネルギー代謝タイプと筋繊維タイプを解析し、利用者に最適なトレーニングを提案するゲノム式メゾットが導入されており、より効率的にボディメイクを行うことができます。
URL: https://cloud-gym.com/
MIRROR FIT.(ミラーフィット)
MIRROR FIT.は、専用のミラー型デバイスとアプリによってプロが監修したトレーニングプログラムを体験でき、同じ志を持つ仲間とオンラインでつながりながらフィットネスを楽しむことができる次世代型オンラインフィットネスサービスです。
トレーニングやミラーデバイスの操作は専用のアプリでかんたんに行え、筋トレやヨガ、瞑想やバレエなど豊富なカテゴリーからトレーニングを選択可能で、特別なトレーニング体験ができます。
URL:https://mirrorfit.jp/
オンラインフィットネスの予約を効率化するならRESERVA
今回紹介したオンラインフィットネスにおいて、必要不可欠となるのが予約システムです。当社が提供する予約受付システムRESERVA(https://reserva.be/)は、18万の事業者・官公庁に導⼊されている国内最⼤級のSaaS型予約システムです。 RESERVAであれば、最初から大きなシステムを導入するのは難しいと考える方にとっても、かんたんな操作で利用することができます。
まとめ
今回は、オンラインフィットネスのメリットと特徴的なオンラインフィットネスサービス8選について紹介をしました。アフターコロナの時代では、テクノロジーの発展に伴い様々なサービスやコンテンツがオンライン化すると見込まれます。オンラインサービスと相性の良いオンライン予約システムを取り入れることで、利用者の負担軽減やレッスン離脱率の減少につながります。アフターコロナ時代を見据えたオンライン予約システム導入の検討してみてはいかがでしょうか。