顧客満足度を高めるためには、顧客にとって自由度が高いサービスを提供することが大切です。予約システムにビデオチャットツール「Zoom」との連携機能が備わっていると、顧客はオンライン上でサービスの予約受付から体験までを完結させられるため、場所や時間にとらわれず、都合に合わせて柔軟にサービスを受けられます。また、事業者としても、体験の一連の流れを予約システムで一元化することで、かんたんにオンラインミーティングの準備ができます。このようにZoom連携機能は、顧客と事業者の双方にとってメリットがあることがわかります。
本記事ではZoom連携機能に対応した予約システムの導入が求められている理由とメリット、さらに実際にZoom連携機能を取り入れた予約システムを運用している例を紹介します。
ビジネスにおいて、Zoom連携が求められる理由
コミュニケーションの柔軟性
Zoomは高品質なビデオ通話、チャット、画面共有ができるため、距離を問わず、リアルタイムでのコミュニケーションを可能にします。これにより、物理的な制約のないサービスを提供し、主体的に顧客が参加する環境を作ることができます。また、Zoomはさまざまなデバイスやプラットフォームに対応しており、モバイルデバイスやタブレットなどの画面を通じて、顧客の状態を把握しながら、柔軟な対応が可能になります。
コスト削減
Zoom連携機能を使ったトレーニングやウェビナーの開催により、交通費や会場費用を大幅に削減できます。例えば、Zoomで顧客向けのトレーニングセッションを実施することで、参加者が全国各地から移動する必要がなくなります。事業者にとっても物理的な会場費や顧客用のトレーニンググッズの準備費が不要となり、より低コストでトレーニングセッションを開催することが可能です。
また、Zoomの録画機能を活用すれば、重要なセッションを後から見返すことができ、アーカイブ配信の準備も容易になります。これにより、顧客が自分のペースで学習できる環境を提供し、顧客満足度を向上させることができます。サービスのアーカイブ配信を通じて、新たな収益モデルの構築も可能になります。
Zoom連携機能×予約システムのメリット
予約システムにおけるZoom連携機能は、運営の業務効率化を図り、顧客のサービスの利用を促すために必要不可欠です。ここでは、Zoom連携機能が搭載されている予約システムのメリットを紹介します。
サービスの利便性向上
Zoom連携によりオンライン対応が可能になるため、顧客は場所や時間に制約されることなく、必要なサービスを受けられます。これにより、サービス体験がよりかんたんで便利になものになり、忙しいビジネスパーソンや遠方に住む顧客も、スムーズにサービスを利用できます。
さらに、Zoom連携されている予約システムの中には、予約完了後にZoomミーティングのURLを自動で送信するシステムもあります。そのため、顧客は面倒な手続きや準備を必要とせず、指定の時間にZoomに参加するだけでサービスを受けられます。特に初めてZoomを利用する顧客や、技術的な知識が少ない顧客にとっても、手軽でストレスフリーな体験が提供されます。また、一度ミーティングで使用されたZoomのURLに再び参加できない設定にすれば、顧客のプライバシーを適切に管理できます。
スケジュール管理の一元化
Zoom連携機能のある予約システムであれば、対面とオンライン、両方の顧客を一緒に管理可能です。これにより、対面サービスからオンラインサービスに移行した顧客の情報も、引き続きシステム上で管理できるため、過去の利用履歴を参考にしたサービスを提供できます。顧客のニーズや過去のサービス体験に基づいてパーソナライズされた対応が可能となり、顧客満足度が向上します。
Zoom連携機能を搭載する「予約システムRESERVA」
予約受付システムRESERVAは、350業種、28万の事業者、官公庁、公共施設などが利用している国内最大級のSaaS型予約管理システムです。最短3分で誰でもかんたんに無料で予約サイトが作成でき、24時間365日予約を受け付けられます。
そんなRESERVAには、Zoom連携機能が搭載されており、管理画面上でオンラインメニューの作成から予約リンク作成、オンライン決済までワンストップで提供しています。オンライン予約メニューは時間・場所を問わず開催できるため、予算がなくてもアイデアひとつで新たな顧客獲得につながります。
Zoom連携機能についてくわしくはこちら:Zoom連携機能でオンラインメニューを作成!【RESERVA機能紹介】
Zoom連携機能以外にも100種類以上の機能が搭載されているため、予約のみならず業務全体の効率化を進められます。業種に合わせて多彩なプランから選択ができ、使用予定の機能数によって細かい料金設定がされている点も特徴です。
RESERVAの詳細はこちらをご覧ください。
Zoom連携機能の活用事例5選
コリアナ語学スクール
コリアナ語学スクールは、東京都町田市にある外国語教室です。日本語、韓国語、中国語、英語の対面レッスンだけでなく、Zoomを使用したオンラインレッスンも行われています。講師は語学が堪能なだけでなく、語学指導の資格を取得しているプロフェッショナルです。また、講師は日本語やその他外国語を学んだ経験を活かし、学習者の得意・苦手分野をいち早くキャッチしてくれます。
当教室は、授業予約を予約システム「RESERVA」で受け付けています。授業は一回ごとに予約するため、都合に合わせて日時を自由に選ぶことができます。 また、この予約システムはZoomと連携しており、予約が確定すると自動的にZoomミーティングのURLが発行されます。複数のレッスンを担当している講師の手間を軽減でき、業務の効率化を図ることができます。
スタジオ シャンティ
公式サイト:スタジオシャンティ
予約ページ:https://reserva.be/shanti
スタジオシャンティは、東京都中央区日本橋駅にあるビジネスパーソン向けのヨガスタジオです。現在は対面レッスンを休止し、Zoomを用いたオンラインヨガレッスンを行っています。当スタジオは、早朝5時から始まる朝のヨガと22時30分までの夜のヨガの2つに分かれています。平日の対面開催では、参加者は翌日の予定を考慮する必要がありますが、オンライン上で開催することで参加のハードルを下げ、気軽にヨガを始められます。
毎週決められた時間にヨガをすることは大切ですが、続けていると義務感を感じることもあります。そのため、レッスンの回数のみが決められており、来店する時間を自由に選べるヨガスタジオは、忙しい人や柔軟なスケジュールを求める人におすすめです。当スタジオでは、予約システムの月額プランに加入すると、月額会員期間中は何度でもヨガを楽しむことができます。予約後、ZoomのURLが自動で配信されるため、インストラクターは毎回の準備の手間が省け、レッスンの準備に集中することができます。
health fit
公式サイト:health fit
予約ページ:https://reserva.be/healthfit
health fit(ヘルスフィット)は東京都江東区亀戸にあるピラティス、ヨガを中心とした体づくりを行うフィットネスジムです。パーソナルトレーニングとグループレッスンを組み合わせて効率的な体作りをサポートします。対面レッスンを申し込んでいる会員は、毎月3回無料でZoomレッスンを受けられるため、自宅でのトレーニング習慣をつけることが可能です。
当フィットネスジムでは、対面のレッスン、Zoomでのオンラインレッスンの予約をひとつの予約システム上で受け付けています。これにより、各会員の情報を一元管理することが可能です。グループレッスンやZoomでのレッスン履歴をもとに、興味のあるトレーニングを把握してパーソナルトレーニングのメニューを作成することで、顧客に寄り添ったレッスンを実施できます。
エースさんたちのエンタメラボ
公式サイト:モデルタレント事務所エース
予約ページ:https://reserva.be/entamelab
エースさんたちのエンタメラボは、モデルタレント事務所のエースが運営しているスキルアップスタジオです。芸能界に精通するスペシャリストによる、モデルタレントエージェンシーならではのエンタメに富んだ、上質で楽しいカリキュラムが受講可能です。
予約サイトは、オンライン・オフラインのさまざまな講座がカレンダー上に並んでおり、各自の目的に合った講座を予約することができます。メニューは色ごとに「事務所所属者限定メニュー」「一般でも予約できるメニュー」「スケジュール要相談メニュー」に分かれています。予約サイト上では、当スタジオの口コミが確認できるため、初めて利用する場合でも安心して参加できます。ZoomのURLを自動発行できることで、スタジオ側は毎回参加者に個別で連絡する手間が省け、業務の効率化を図ることができます。
JDCAキャリアカウンセリングルーム
参考:日本キャリア開発協会(JCDA)
便利な予約ページ:https://reserva.be/jcdaccr01
JCDA(一般社団法人日本キャリア開発協会)は、キャリアカウンセリングの提供に力を入れています。キャリアカウンセリングはすべてZoomを用いてオンラインで行っており、会議室などを利用する必要がないため、コストカットが可能です。利用者は、カレンダーから希望の日程を選ぶ際に、各カウンセラーの詳細情報を確認しながら選択できるため、自分の相談内容に合ったカウンセラーを選びやすくなっています。 そのうえ、カレンダーに特定のカウンセラーの日程を表示する機能があることで、リピート予約もかんたんです。
さらに、セキュリティ機能を有効にするとZoom連携のセキュリティを強化できます。具体的にはZoomのURLが個別で発行され、そのURLからは1人1回しか入れないようになり、 一度ミーティングを退出すると、再度ホストから招待を受けなければ参加ができません。 そのためプライバシーが保護された環境で、落ち着いてキャリアについて考えられます。
まとめ
今回は、Zoom連携機能を搭載している予約システムの効果とメリット、そして実際にZoom連携機能を活用している予約サイトを紹介しました。予約システムでオンラインミーティングのURLを自動で作成し、場所や時間を問わずサービスの提供を可能にすることで、顧客と事業者、双方の利便性を向上が期待できます。