RESERVA活用事例｜Absolute Blue【ライブハウス】インタビュー動画あり

NY帰りのオーナーが手掛ける、上質な音楽を楽しむライブハウス
RESERVAに投稿されたライブのレビューが次の予約へと繋がる

今回のインタビューは、東京都豊島区にある「Absolute Blue（アブソルートブルー）」様にご協力いただきました。

オーナーの星川あゆみ様は約3年間、アメリカ・ニューヨークでジャズクラブを経営し、帰国後は女性1人でも安心して入れるようなライブハウスと、子どもから大人まで楽しめる音楽教室を設立しました。

そんな星川様に、事業への想いや、RESERVA予約システム導入後の効果についてお伺いしました。

生の音楽に魅せられ、IT業界からライブハウス、そしてニューヨーク出店へ

――事業内容を教えてください

当店は、どのような人でも気楽に音楽を楽しめることをコンセプトに、音と演出にこだわったAbsolute Blueというライブハウスと、同じ場所でAbsolute Music Academyという音楽教室も運営しています。ライブ営業中の私は、受付やバーテンダー、照明・配信エンジニアも担当しています。

――事業を立ち上げたきっかけは何でしたか？

ライブハウス業界に足を踏み入れたのは2003年で、それまでは全然関係のない仕事をしていました。理系の大学を出てから研究職に就き、転職して企業調査員になったのちに結婚。出産を機に退職して、子育てが一段落してから再就職でITベンチャー企業に入りました。

ITの仕事をしていた頃、サックスを吹いている女性を見てすごくかっこよくて、それに憧れて私もサックスを習おうと、インターネット上で先生を探しました。その先生からライブに誘われたことが、この業界に入るきっかけとなりました。人生で初めてジャズ系のライブハウスに行くと、プロのミュージシャンが奏でる音色やリズム感に感動し、こんな世界があるのか！と衝撃を受けたのを今でもはっきりと覚えています。2～3,000円のチャージで、手が届くような距離で素晴らしい演奏を生で見ることができる。そこからジャズやライブハウス業界にのめり込みました。

結局は、サックスの演奏は少しかじっただけで（笑）。でも、そのおかげでこの業界へのご縁をいただけたので感謝しています。

――ニューヨークでのジャズクラブ経営のご経験があると伺いました

はい、そうですね。約3年間ニューヨークで、代表としてジャズクラブを経営していました。そこでも通常のライブほか、週に1～2度ほどプロのミュージシャンを講師に迎えて音楽レッスンを行っていました。レッスンは売上向上というより、継続して訪れてもらえるよう、みんなで楽しくやろうという感じでしたね。

ニューヨークでジャズクラブを立ち上げたのは、日本でブッキングマネージャーを務めていた時、ジャズクラブを巡るツアーを企画したことがあって、4日間で14軒まわって本場のジャズのすばらしさを感じたのがきっかけです。同時に、これは自分でも作れるのではと思ってしまって（笑）。それで、当時勤めていた池袋のジャズクラブオーナーとともに共同経営の形で米国法人を設立し、代表取締役として、現場にも立ちながら経営していました。帰国後はその経験を活かし、交通の便のよい池袋にAbsolute Blueをオープンしました。

――どのような方にご利用いただいていますか？

当店は、毎日違ったプロミュージシャンに出演いただいています。そういった意味では、当店の一番の利用者はプロミュージシャンですね。お客様は、主に出演者のファンの方が多いです。また、当店では月に2～3回、お客様参加型イベントであるジャムセッションも行っているので、それを目当てに来る方や、貸し切りとして、法人様のパーティー、アマチュアのサークル活動、音楽教室の発表会、アイドルの方などにもご利用いただいており、客層は多岐に渡っています。

集客方法としては、Google広告やメールマガジン、SNSをはじめとしたインターネットによる集客がほとんどですが、ライブの場合は出演者がそれぞれ告知をしてくださるので、それによって当店の存在をどんどん知ってもらえています。

ライブ情報やレビューを記録し共有することで、予約の好循環を創出

――RESERVA予約システムの導入の経緯を教えてください

RESERVA予約システム導入前は、HTTPを介してプログラムをブラウザに送信する仕組みを取り入れたCGIのカレンダーとメールフォームを組み合わせて使っていたのですが、モバイル対応が上手く表示できないという課題がありました。また、1つひとつのライブの日付とタイトルを、ご予約の際にお客様が書き込まなければならず、それも不便でした。この点をどうにか解決できる予約システムを探し始めました。

予約システムは、インターネット上で見つかるサイトはほぼ目を通しましたね。予約ができるのは当たり前なので、価格と顧客管理方法のほか、リマインドメールやアンケート機能も搭載していたことにも惹かれ、総合的に考えた結果、RESERVA一択になりました。今ではモバイル対応もでき、ライブ情報や画像もかんたんに入れられ、メニューも豊富に作成、管理することができます。

――実際に使ってみていかがでしたか？

ライブの前日にリマインドメールを送れるようになったのは本当によかったと感じています。ライブの予約を結構前から受け付けているので、予約したことを忘れてしまうお客様がいなくなり、みなさんからお礼を言われることがあります。さらに、ライブ終了後にお礼のメールを自動で送信可能なので、レビュー機能でライブの感想や意見を収集できるようになりました。ライブの記録が残って外部の方も見ることができ、次の予約につながる、という好循環が生まれています。

当店は月に20本くらいのライブがあり、予約件数は平均して300件ほどありますが、RESERVAのおかげで本当に楽に管理できています。また、予約キャンセルをお客様ご自身でできるのも非常に便利です。今まではメールや電話でキャンセルを受け付けていたので、その手間がなくなりました。

――RESERVA導入後の反応はいかがですか？

お客様からは「予約サイトがかっこよくなったね」と言われるようになりました。以前の予約システムは見た目が古いと感じている方が多かったみたいで。それがRESERVAに変えたことで「いまどきになった」と言われましたね。操作感だけでなくデザインも洗練されました。

RESERVAはいくつか料金プランがあることも事前に把握していて、有料プランにすると予約管理以外でできることが広がると感じています。当店にとって必要な機能は有料にしないと使えないものが大半です。1本の小さいイベントを実施するだけならフリープランでも十分だと思いますが、当店のような多様なイベントを行う場合は、事業の規模やお客様の数にあわせて有料プランを検討するのがおすすめです。当店では今後、音楽教室や定期的にライブに来てくださる方向けに月額プラン機能も取り入れたいと考えています。

「食事に行く感覚で音楽を聴きに行く」くらい身近なライブハウスにしたい

――Absolute Blue様の今後の目標を教えてください

小さいお子様から大人の方まで、プロミュージシャンの音楽に触れてほしいと思っているので、それを実現できる場所をここで作っていきたいです。私は「池袋ジャズフェスティバル」にも長年携わっていて、誰でもどこでも音楽に参加できる場があると、何万人もの方が音楽を楽しめるようになることを実感しています。けれども、ライブハウスやジャズクラブはまだ一般的ではないのも事実です。ニューヨークのライブハウスは、ご飯を食べに行くような感覚で気軽に訪れることができる場所になっているので、日本でもライブハウスの敷居が高いと感じずに来られる場所になってほしいですね。

また、日本の子どもたちによい音楽をたくさん聴いてほしいし、世界に発信できるような子どもたちが育ってほしいです。小さいお子様から大人の方まで、楽しみながら音楽に親しんで学んでいける場所として、自分の事業がその一助となればうれしいです。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします！

当店では多くのライブと音楽教室を運営していますが、RESERVAを活用することで、コストを抑えながら効率よく運営と管理ができ、ほぼワンオペで管理している私としても本当に助かっています。ライブをはじめ、さまざまなイベントを運営する事業のみなさまにもぜひおすすめします！

店舗情報

※価格・機能等はインタビュー時点の内容です