RESERVA予約システムは、350種類以上の業種に対応可能な幅広い機能を備えている予約システムです。その機能の1つであるLINE連携機能は、コミュニケーションアプリ「LINE」と連携して、予約時の個人情報入力を削減し、各種通知をLINE上で受け取れます。
LINE連携機能を活用することで、予約のプロセスがかんたんになるため、顧客の利便性が上がります。事業者側としても、公式LINEの追加人数が増えるため、イベント告知などを確実に届けることができます。
本記事では、LINE機能が求められている理由やメリット、実際にLINE連携機能を活用している予約サイトの事例を詳しく紹介します。
ビジネスにおいてLINEの連携が求められる理由
サービスの利用促進
総務省が発表した「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(2023年)によると、全年代でLINEの利用率は一貫して増加しており、90%を超過していることがわかっています。年代別でも、10代から50代で90%を超過しており、数あるSNSの中でも最も利用率が高く、LINEを活用すれば、多くの利用者に効果的にアプローチできる可能性があると考えられます。
また、LINE株式会社が提供する「LINE Business Guide」(2024年)の調査から、LINE利用者の70.0%が企業からのメッセージをきちんと読んでいることが明らかになっています。さらに、LINE内で受け取ったクーポンを活用してサービスや店舗を利用した人は50%以上にのぼるという結果もあり、LINEを通じたメッセージ配信は、顧客行動を促進する効果的な手段です。
顧客の利便性向上
ビジネスにおいてLINEと連携することで、利用者の利便性は飛躍的に向上します。これまで、顧客との連絡手段として主に利用されていたのはメールや電話でした。しかし、電話の場合、顧客の手が空いているタイミングでないと応答が難しく、さらに迷惑電話と誤解されて応答してもらえないケースも多く発生しています。また、メールにおいても、若い世代は日常的に確認する習慣が乏しいため、必ずしも効果的な連絡手段とは言えませんでした。
これに対しLINEは、10代から50代までの幅広い年代において利用率が90%を超える圧倒的な普及率を誇ります。そのため、LINEを通じて顧客と連絡を取ることで、従来の電話やメールに比べて、スムーズな連絡が可能になります。さらに、LINEは日常的に利用されるコミュニケーションツールであるため、顧客にとっても負担が少なく、迅速な対応を期待できます。
店舗の公式LINEへ誘導
LINEを活用したビジネスでは、店舗の公式LINEアカウントに顧客を誘導することで、効果的なコミュニケーションが可能になります。一度アカウントを友だち追加してもらえば、イベント情報やキャンペーンのお知らせを確実に届けることができます。
LINEでは、文字だけでなく絵文字を使って感情を伝えたり、写真や動画を活用して内容を分かりやすく伝えることができます。これにより、他のSNSやメールに比べて、より高い効果が期待できます。
公式LINEアカウントは、情報発信だけでなく、顧客との接点を強化するうえで非常に強力なツールです。直感的で親しみやすいコミュニケーションを通じて、顧客との関係を深められる点が大きな魅力と言えます。
LINE連携機能×予約システムのメリット
連絡先入力の削減
LINEを使用して予約する場合、予約者のLINEアカウント情報を使用して予約するため、予約サイト上で氏名や電話番号、メールアドレスなどを入力する必要がなくなります。予約のたびに個人情報入力の手間がなくなるだけでも、予約にかかる時間が大幅に削減されます。予約の手間がかからないことで、顧客にとってもサービスの利用に対するハードルが下がります。
LINE上での通知の配信
予約者がLINEアカウントを使用して予約を行った場合、予約完了やキャンセルなどの各種通知がメールではなく、LINE公式アカウントを通じて自動的に配信されます。通知の対象は予約完了やキャンセルに限らず、月額プラン、会員機能、Zoom連携メニュー、スマートロック連携メニュー、抽選機能に関するお知らせも含まれます。
これにより、予約者はトーク画面上で予約内容の確認やキャンセル手続きをかんたんに行うことができ、予約日を振り返るためにメールを探す手間が省けるため、利用者の利便性向上に寄与します。また、事業者にとっても、利用者にとって馴染み深いLINEでリマインドを送れるため、当日キャンセルや無断キャンセル(ノーショー)の防止につながります。
公式LINEによる宣伝効果
予約者がLINEアカウントを使用して予約するには、店舗のLINE公式アカウントの友だち登録が必要です。そのため、RESERVAとLINE連携することで、必然的に公式LINEの友だち登録数の増加につながります。公式LINE上で情報を発信することで、SNSで不特定多数に発信するよりも、目に留まる確率が高まり、効果的な宣伝効果を得られます。
LINE連携機能を搭載する「予約システムRESERVA」
予約受付システムRESERVAは、350業種、30万の事業者、官公庁、公共施設などが利用している国内最大級のSaaS型予約管理システムです。最短3分で誰でもかんたんに無料で予約サイトが作成でき、24時間365日予約を受け付けられます。
そんなRESERVAには、LINE連携機能が搭載されており、利用者に向けてLINEで予約確定やキャンセル、リマインド、抽選結果などの各種通知を送ることが可能なため、LINEで予約に関するやり取りを完結させることができます。
LINE連携について くわしくはこちら:LINE連携を利用して、予約のプロセスをかんたんに!【RESERVA機能紹介】
RESERVA公式YouTubeでもLINE連携についてくわしく紹介しています。
連携機能以外にも100種類以上の機能が搭載されているため、予約のみならず業務全体の効率化を進められます。業種に合わせて多彩なプランから選択ができ、使用予定の機能数によって細かい料金設定がされている点も特徴です。
RESERVAの詳細はこちらをご覧ください。
LINE連携機能の活用事例5選
kurihara music
参考サイト:kurihara music
予約サイト:https://reserva.be/kuriharamusic
kurihara music(クリハラミュージック)は、埼玉県川越市に位置するレンタルレッスン室です。室内には、グランドピアノを備えた広々とした空間が広がっており、ピアノの個人練習やレッスンだけでなく、声楽や管弦楽器の伴奏合わせ、ソルフェージュ(楽譜にしるされた音楽と、実際の音楽を結びつける勉強の総称)の学習など、多様な目的で利用することが可能です。当施設では、レンタル室の運営以外に、ピアノの修理や調整、買取・販売を通じて楽器のリユースを推進し、自然環境の保護や廃棄ロスの削減にも力を入れています。
kurihara musicでは、レンタルレッスン室の予約を、予約システムRESERVAを利用して受け付けています。当システムは、LINEとの連携が可能で、利用者は、予約のたびに個人情報を入力する手間を省けるため、手軽に予約が完了します。また、LINEと連携することで、このような場所を貸し出すビジネスにおいて課題として挙げられる無断キャンセルや予約忘れの問題にも対策を講じています。LINEとの連携により、利用者へのリマインド通知をLINEで送ることが可能です。LINEは、日常的に確認する頻度が高く、メール通知よりも利用者の目に留まりやすいという特徴があり、LINEでのリマインドは、事業者側の予約に関する損失削減に貢献します。
à la mode osaka
à la mode osaka(ア ラ モード オオサカ)は、大阪市中央区宗右衛門町(そうえもんちょう)にあるカフェで、大阪メトロ日本橋駅から徒歩5分の場所に位置しています。このお店では、パティシエが手掛ける本格的なスイーツやアフタヌーンティーを夜遅くまで楽しむことが可能です。店内は、海外のホテルを思わせる上品でかわいらしい雰囲気が漂っており、個室やテラス席も用意されています。
当カフェでは、予約システムRESERVAを導入しており、利用者はかんたんに事前予約を行うことができます。当カフェは、推し活を目的とした利用が多いことが特徴で、専用プランも充実しています。推し活プランでは、各推しの担当カラーに合わせたスイーツや特別な演出が用意されるため、事前予約が必須です。
また、当カフェの予約サイトは、LINEと連携しています。LINEの情報を使った予約を行うためには、顧客がカフェの公式LINEを追加する必要があります。これにより、予約の簡素化だけでなく、今後のイベントや新たな取り組みを告知する場としても活用でき、カフェと顧客とのつながりを深めることが期待されています。
いんべクリニック
参考サイト:いんべクリニック
予約サイト:https://reserva.be/imbeclinic
いんべクリニックは、大阪市北区大淀中に位置し、最寄り駅のJR大阪駅から徒歩7分の距離にあります。このクリニックは、糖尿病や肥満症を専門とする内科医院で、患者一人ひとりに寄り添ったトータルヘルスケアを提供しています。また、一般内科の診療も行っており、生活習慣病や感染症など幅広い疾患に対応しています。患者の利便性向上のため、24時間対応の予約システムを導入しており、診療時間内での電話や窓口での予約も受け付けています。さらに、公式LINEアカウントを運用しており、新型コロナワクチン接種やインフルエンザ予防接種などの情報を提供しています。
当院も、RESERVAで予約受付をしており、LINEと連携した予約受付を実施しています。いんべクリニックではLINEを活用した予約システムを導入することで、これまでの待ちや手続きの煩雑さといった課題を大幅に解消しています。さらに、予約や確認に関連するコミュニケーションが複雑化し、電話がつながりにくくなるといった問題も解消しています。LINEの利便性を活用することで、確実かつ迅速な連絡が可能となり、利用者にとってストレスがかかりづらくなっています。
フッチ・スポーツパークPIVO
参考サイト:フッチ・スポーツパークPIVO
予約サイト:https://reserva.be/pivo
フッチ・スポーツパークPIVO(ビヴォ)は、北海道札幌市にあるフットサル場です。フットサルをメインに、野球・モルック・ラクロス・ドローンなどの利用も可能で、幼児~50代くらいまでの幅広い年齢層が利用しています。メインコートは、本格的なフットサルコートで、社会人サッカーチーム・フットサルチームやサッカー経験者の団体の利用が多くみられます。サブコートは、メインコートよりも小さめの作りで、フットサル初心者や、フットサル以外のスポーツをしたい方への利用を推奨しています。
当施設は、RESERVAで作成した予約サイトとLINEを連携することで、フットサルコートの予約受付を大幅に効率化しています。利用者は、日常的に使用しているLINEアカウントを通じて、氏名や電話番号、メールアドレスなどの連絡先情報を入力する手間を省き、スムーズに予約を完了可能です。さらに、予約完了やキャンセル、リマインドなどの各種通知がLINEのトーク画面に自動配信されるため、利用者は重要な情報を見逃すことなく確認できます。これにより、予約の確認やキャンセル手続きが迅速に行え、利便性が向上します。
PLUS ALPHA SAUNA
PLUS ALPHA SAUNA(プラス アルファ サウナ)は、関東に4カ所ある大自然に囲まれたテントサウナ施設です。サウナで温まった後、川のせせらぎを感じながらクールダウンするという特別な体験を提供しています。この施設は一日一組限定の貸切サービスを行っており、プライベートな空間で友人やカップルとともに、他の利用者を気にせずリラックスした時間を過ごせます。また、設営や片付けはスタッフが行うため、利用者は手間なくサウナを楽しめます。さらに、サウナの横でバーベキューを楽しむことも可能で、火起こしなどの準備もスタッフがサポートしてくれるため、初心者でも安心して利用可能です。
当施設も、予約システムRESERVAで作成した予約サイトとLINEを連携して、かんたんに予約が行えるようにしています。サウナ施設にLINE連携を導入することで、利用者にとって予約の利便性が大幅に向上します。LINEを通じてかんたんに予約を完了できる仕組みを整えることで、手間を減らし、利用に対するハードルを下げ、リピートして来店してもらう可能性を高めます。
まとめ
今回は、RESERVA予約システムに搭載されているLINE連携機能を利用するメリットや、実際に利用している予約サイトの事例などを紹介しました。多くの人がすでに利用しているツールのLINEを利用して、効率よく顧客とのコミュニケーションが取れて、予約も簡略化することで、満足度の向上が期待できます。
顧客の利便性を向上して満足度の高いサービスを実現したい事業者の方、店舗魅力を発信する場所で悩んでいる事業者の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。