RESERVA予約システムの「リソース登録機能」は、予約メニューに紐づいたリソース（担当者、部屋・会場、備品・設備）を管理する機能です。この機能を活用することで、ダブルブッキング（重複予約）を防ぎ、備品・施設やサービスの提供を効率的に行うことができます。 本記事ではリソース登録機能の「部屋・会場管理」について解説します。
リソース登録機能とは
リソース登録機能は、予約メニューに紐づく担当者や部屋・会場、備品・設備をリソースとして設定することで、 予約枠の定員数だけでなく、紐づけられているリソースの空き状況を考慮した上で予約受付をする機能です。たとえば同時間帯に設定されている5つのメニューに対して、3つの会場を設定した場合、3つのメニューで予約を受け付けると、会場の空きがなくなります。予約できるメニューや担当者がいる状態でも、会場の在庫上限に達したタイミングで予約の受付不可となるため、ダブルブッキングを防ぐことができます。
リソース登録機能を使用しない場合は、予約を受け付けるごとに手動での予約承認作業が必要となるため、予約受付不可の場合は予約希望者に非承認通知が届くことになります。リソース登録機能を活用することで、担当者の空き状況を考慮しながら予約受付することができ、予約業務にかかる負荷を軽減し業務効率化を促進します。
メニューとリソースの紐づけ
ゴルフレッスンを例に、メニューとリソースの紐づけについて解説します。
メニューとリソースが紐づいていない状態では、リソースの空き状況が連動されないため、ダブルブッキングが起こってしまいます。
リソース登録機能を利用し、メニューとリソースを紐づけます。
同時間帯の予約不可
同時間帯の複数メニューに同一リソースが登録されている場合、先に予約が入ったメニューにリソースが割り当てられるため、同時間帯の他メニューの予約が不可となります。
・メニューが予約されたと同時に担当者や部屋・会場（リソース）を自動で確保
・予約に紐付けられた担当者や部屋・会場は、同時間帯に他メニューで選択できなくなるためダブルブッキングを防止
・同時間帯に複数のメニューを提供している店舗におすすめ
リソース登録機能では、「部屋・会場」以外にも「担当者」「備品・設備」の管理も可能です。担当者のリソース登録設定についてはこちらの記事、備品・設備のリソース登録機能についてはこちらの記事をご覧ください。
リソース登録機能の概要
利用条件
利用可能プラン：スイートプラン
利用可能タイプ：スクール・アクティビティタイプ、イベント・セミナータイプ
RESERVA予約システムでは、リソース登録機能をスイートプランでご利用いただけます。スクール・アクティビティタイプ、イベント・セミナータイプの2つの予約タイプでご利用が可能です。
部屋・会場のリソース登録機能の活用例
シュミレーションゴルフ（トレーナー指導）
教室や体験型のアクティビティなどは、同じ時間帯に複数の会場にまたがり、レッスンが設定されていることが少なくありません。
例えばシュミレーションゴルフの場合、レッスンを受ける場所やスペースに対して、登録しているトレーナーの人数が多い場合があります。予約を受け付けられるトレーナーがいる場合でも、ほかのトレーナーの予約によって場所が満席になると、予約が入っていないトレーナーも予約不可になります。このように、レッスン会場とトレーナーの空き状況が連動して予約の受付を行うため、重複して予約を受け付けてしまう心配がなくなります。
加えて、リソース登録機能では、リソースの設定を工夫し、大部屋を分割することで設定上は複数の部屋とみなして同時に使うこともできますので、さまざまな業態で活用いただけます。
【免責事項】
本コンテンツに記載されている機能・サービスなどは、2022年3月時点のものです。今後、これらの機能・サービスが変更される場合がございます。