RESERVA予約システムの施設予約タイプでは、メニューとは別に部屋の情報を登録することで、複数のメニューに対して部屋を紐付けて利用できます。本記事では、部屋の登録機能について解説します。
部屋の登録機能とは
RESERVA予約システムの部屋の登録機能は施設予約タイプで利用できる、予約メニューとは別に部屋を登録しておき、メニューと部屋を紐付けて活用する機能です。
施設予約タイプで部屋の登録機能を利用しない場合には、1つのメニューに1つの部屋を設定します。よって、3部屋あれば3つのメニューが必要となり、複数のメニューで1部屋を使う場合には設定上は異なる部屋として認識されるために常にダブルブッキングの可能性を考慮する必要があります。
部屋の登録機能を利用してメニューと部屋を紐付けると、予約と部屋の空き情報が連動されるため、ダブルブッキングを心配する必要がありません。
・メニューと部屋を独立して登録、メニューと部屋を紐付ける形で予約を管理
・部屋数が多く、多目的に利用する場合におすすめ
・1部屋をダブルブッキングがないように運用する場合にも利用可能
大型ホールの一部貸し出しなど、区画ごとに予約できる設定を行いたい場合は区画予約機能の記事をご確認ください。
利用条件
利用可能プラン:ゴールドプラン以上
利用可能タイプ:施設予約タイプ
RESERVA予約システムでは、部屋の登録機能を施設予約タイプのゴールドプラン以上でご利用いただけます。
メニューと部屋の紐付け
部屋の登録機能を利用しない場合、予約メニュー1つについて1つの部屋が紐付きます。部屋ごとにメニューを作成する必要があり、同一の部屋で複数のメニューを設定する場合はダブルブッキングが発生する可能性があるため、防ぐには手動での確認が必要です。
部屋の登録機能を活用すると予約メニューと部屋を独立して管理できます。メニューごとに利用する部屋を紐付けることが可能です。
「メニューA」に予約が入り、「部屋①」が利用される場合には、同時間帯の他メニュー(B・C)で「部屋①」は選択されません。
部屋の登録機能の設定方法は、こちらをご覧ください。
部屋の登録機能の活用例
複数の部屋をメニューごとに管理
多数の部屋を管理する場合に、1つずつ予約メニューを作成するのは時間がかかります。本機能で部屋をあらかじめ登録しておくと、予約メニューを作成する際にどの部屋をメニューの対象とするか選択できます。
部屋のサイズごとや設備ごとにメニューを変えて管理することで、料金設定や利用時間なども同系統の部屋で一括管理ができます。
一部の部屋だけ対象から外すこともできるので、その場合は個別のメニューを設定するなど、柔軟に対応することが可能です。
予約のダブルブッキング防止
1つの部屋に対して時間貸しと日貸しのように複数のメニューを設定する場合には、どちらか一方の予約が入った際にもう一方の予約の受付が停止しないと、ダブルブッキングが発生してしまいます。
本機能を用いると、時間貸しの予約が確定した時点で、日貸しのメニューは予約不可となるので、ダブルブッキングは発生しません。一方で異なる時間帯であれば時間貸しの利用は可能になるので、効率的に部屋の利用が可能です。
紐付ける部屋が複数になっても、全ての施設・部屋に予約が入ったタイミングでその時間帯での予約が不可になります。利用形態に合わせた価格設定など、ニーズに合わせたメニューを作成できます。
本コンテンツに記載されている機能・サービスなどは、2022年1月時点のものです。今後、これらの機能・サービスが変更される場合があります。