RESERVA活用事例|overE(オーバーイー)【プレスルーム試着室】インタビュー動画あり

RESERVA活用事例|overE(オーバーイー)【プレスルーム試着室】インタビュー動画あり

更新

イレギュラーサイズに悩む女性のためのプレスルーム
不定期開催のイベントでもRESERVAで信頼関係を維持

今回のインタビューは、東京都中央区日本橋の「overE(オーバーイー)」様にご協力いただきました。

代表の和田真由子様は、出版社勤務や編集者を経て2016年に起業し、アパレルブランド「overE」を立ち上げました。2018年からは全国各地でポップアップショップを展開し、企業とのコラボ企画なども手掛けています。

そんな和田様に、事業への想いや、RESERVA予約システム導入後の効果についてお伺いしました。

【overE様のRESERVA予約システムご利用状況】

・ご利用予約タイプ:サービス提供タイプ(スタッフ指名なし)
・ご利用料金プラン:フリープラン(取材時シルバープラン)

・導入開始時期:2018年12月~
・予約サイト:https://reserva.be/overe(現在はオフィス移転に伴い受付停止中)

お客様の声が直に届く予約制の試着室

マンツーマンで気になる洋服を試着できる予約制の試着室となっている

――事業内容を教えてください

胸が大きな女性向けのアパレルブランド「overE(オーバーイー)」を軸に、商品開発やPR事業を行っています。

私たちの事業はシャツ1枚から始まったブランドです。というのも、私自身が電車内でシャツの胸元のボタンが外れて恥ずかしい思いをしたことがありました。同じような経験をした女性のためにアパレルブランドを立ち上げようと、未経験でしたがクラウドファンディングから始めました。起業当初はニッチな分野かなと思っていましたが、予想以上にイレギュラーサイズに悩んでいる女性が多く、人知れず悩んでいた方が「このようなブランドを待っていた!」と口コミで広がって、今ではポップアップショップを展開したり、商品を増やしたりしています。今年は株式会社コナカ様と共同でシャツとジャケットを開発し、合計200店舗で販売しています。

洋服づくりは仕入れがあるビジネスなので常に資金は必要です。私は2016年に東京都主催のビジネスコンテストに出場し、資金援助をしていただきました。都がスモールビジネスのスタートを応援しようというタイミングにうまく乗ることができ、本当にありがたかったです。

「当ブランドはお客様と一緒に育っています」と和田氏は言う

――ビジネスの最大の特徴はどこにあるのでしょうか?

お客様に育てていただき、一緒に成長しているところが一番の特徴かなと思います。開業当時は胸が大きな女性向けのアパレルブランドがまったくなく、個人が服を作って販売するような形態が出始めてきたタイミングでした。私自身、アパレル事業は未経験で、自分ひとりの悩みがどのくらい共感してもらえるのかも探り探りでした。お客様に試着してもらってご意見をいただき商品に活かす、ということを積み重ねてきた結果、口コミで広がったりSNSでバズったりするようになってきました。このようにお客様の声を聞き続けているところは当社の特徴です。

以前は銀座に試着専門店があり、まれに販売会やサンプルセールを開催していましたが、2023年現在は日本橋のプレスルームで不定期に試着会を行い、商品はオンラインで購入可能となっています

――どのような年代の女性にご利用いただいているのでしょうか?

試着室に来店される方は30代~40代の方が多いですが、オンラインショップは25、6歳の層がアクティブユーザーになっています。リピート率は創業してから一貫して6割のリピーター率を維持しています

もともとシャツ1枚から始まったブランドということもあり、当店はオフィスカジュアル服に強く、特にブラウスに力を入れています。ブラウスは、前ボタンが閉まらないという悩みを抱えた女性が多く、需要の高い商品でした。当店のシャツ類は、ボタンの裏に隠しボタンがついており、胸元のすきまを作ることなく安心して着られる商品です。

サイズ管理には敏感で、1cmの違いにも気づくお客さんがいらっしゃいます。高い期待値に応えるために商品開発にとても時間がかかり、サンプルを作る回数もとても多いです。

納得のいく商品開発のための綿密な打ち合わせは欠かせない

ここ数年はコロナ禍で外出機会が減り、そもそもオフィス服を着る機会がなかったり、試着室での応対が減ったりと、少し経営が大変でした。そこからニット類やランジェリー類の商品を開発しました。コナカ様と共同開発したシャツとジャケットは、オーダースーツの際に胸元のお直しが多いというコナカ様側の課題に弊社のノウハウを提供することで実現した商品です。販売までは実際にお客様に試着していただき、声を聞きながら開発を進めました。就活生を含む学生さんやさまざまな方に商品を手に取っていただきたいです。

不定期開催のイベントもRESERVAならカスタマイズ可能

――RESERVA予約システムの導入の経緯を教えてください

ショールームの運営で初めてRESERVA予約システムを導入しました。不定期営業かつ完全予約制のショールームの予約を管理するにあたり、はじめは複数の予約サイトで操作感を試していましたが、管理側で予約可能日時と時間枠を設けて運用できた点と希望の機能が最も多くそろっていた点が決め手となり、RESERVAの利用を始めました。無料で使える機能も多くて驚きましたね。

そしてポップアップショップを展開する際にもRESERVAの予約サイトを作りました。導入初期は私が設定していましたが、他の開催分は別スタッフに任せられるようになりました。その後予約数が増えていき、登録顧客件数が上限に達したため、シルバープランにプランアップしました。

――実際に使ってみていかがでしたか?

操作がかんたんでスタッフも運営しやすく、試着の時間枠を決めることでスムーズかつ丁寧な接客が可能となり、信頼度向上につながりました。当店のお客様は洋服の着用感を体験し、相談したいため、店員とコミュニケーションをとりたくて来店されます。だからこそ、予約をすれば確実に接客してもらえるという安心感は重要で、お客様と良好な関係を築くためにも予約システムは欠かせません。完全予約制の試着室なので新規の方も集めやすくなりました。

全国で展開するポップアップショップの場合は、会場の情報が煩雑になるのを防ぐために予約サイトを使い分けています。メニューが同じ場合は必要な情報のみを変更してそのまま引き継ぐこともでき、新規に作成することも継続して情報を変えて使うことも、どちらも使いやすく自由にカスタマイズできます。

プレスルームでは試着のほか、シャツの隠しボタンなどの細かな部分も確認できる

――特によく使う機能や便利だと感じる機能はありますか?

プレスルームは毎日営業しているわけではないので、休業日を自由に設定できる予約不可登録機能が便利です。加えて、予約受付締切を3時間前に設定し、スタッフの準備にゆとりを持たせられるように工夫しています。

・予約不可登録についてはこちら:「予約不可登録機能」で急なお休みや不定休を設定!

・予約開始日設定についてはこちら:メニューごとに予約受付を開始する日を設定しよう!

・予約受付締切設定についてはこちら:店舗の戦略に応じて、予約を締め切る時間を設定しよう!

予約サイトの「お知らせ」には当店の情報を記載しています。その際、HTMLエディタを使ってで重要なところを目立たせています。予約メニューにはギャラリー機能を活用して写真を多く載せるよう心がけています。

・ギャラリー機能についてはこちら:写真ギャラリー機能を活用して見やすいサイトにしよう!

LINE連携機能はぜひ使ってみたいです。当社はLINEに会員を集めているので、お客様に喜ばれると思います!

・LINE連携機能についてはこちら:LINE連携を利用して、予約のプロセスをかんたんに!

RESERVAとともに予約制の試着室拡大へ

――overE様の今後の目標を教えてください

「着てみたい」「試着してみたい」というお客様のために、骨格診断やイメージコンサルタントの先生方と連携して、当店のような試着専門店を全国に展開したいと考えています。複数の試着室を展開する場合も、RESERVAの機能を有効活用していきたいです。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします!

RESERVAの導入も、日々の操作もかんたんで、すぐに慣れます。お客様に向き合う時間も長く取れるようになります。困ったことがあってもカスタマーサポートがすぐに対応してくれます。ぜひ試してみてください。


店舗情報

※価格・機能等はインタビュー時点の内容です