RESERVA活用事例|おひさま病児保育室【病児保育施設】

RESERVA活用事例|おひさま病児保育室【病児保育施設】

更新

子ども1人ひとりの病状や健康状態に合わせた病児保育室
予約時の問診で病児保育に必要な情報を事前に確認

今回のインタビューは、神奈川県横浜市の「おひさま病児保育室」様にご協力いただきました。

施設長の水野恭一様は、地域住民が安心できる医療サポートを提供したいとの思いから病児保育施設を開設しました。現在も医師として、日々患者さんが安心できる医療を提供しています。

そんな水野様に、事業への想いや、RESERVA予約システム導入後の効果について伺いました。

【おひさま病児保育室様のRESERVA予約システムご利用状況】

・ご利用予約タイプ:施設タイプ
・ご利用料金プラン:ゴールドプラン

・導入開始時期:2023年10月~
・予約サイト:https://reserva.be/katujinkai

病気にかかった子ども1人ひとりに寄り添う病児保育室

――事業内容を教えてください

当施設は、やむを得ない事情により、家庭での療養が困難な生後6ヶ月~小学校6年生までの病気にかかったお子さんを看護師と保育士が一時的に預かる病児保育施設です。市民の多様な保育ニーズに対応するため、横浜市の委託を受けて病児保育事業を実施しています。

当施設では、お子さんの疾患によって使用する部屋を別にし、ゆったり過ごせる室内保育を行っています。疾患別に部屋を分けることが最優先ですが、病状によっては年齢で部屋を分けることもあります。また、異年齢でも仲良く遊ぶことができる場合があるため、その日に来室するお子さんの病状や個性、生活リズムに合わせて柔軟に対応しています。当施設のスタッフは4名おり、部屋ごとに担当を決め、ローテーションで保育にあたっています。

――病児保育で心がけていることは何でしょうか?

まずはお子さんの病気を悪化させないことを考えて保育をすることです。体調の変化を見逃さないように看護しつつ、水分補給や遊具の消毒、掃除をしっかり行い、必要に応じて投薬も行います。

それからお子さんと親御さんの気持ちのケアも大切です。お子さんたちは普段通っている保育園ではない場所に来ることになるので、寂しい、悲しいという気持ちにスタッフ全員で寄り添い、受け止めてあげます。また、お子さんを預けに来室した親御さんにも声をかけるように心がけています。お子さんが病気になると、お家で看病できないことから罪悪感をもったり、仕事の調整等で疲れやストレスを感じたりします。大人も安心できるように、親御さんの心の疲れにも寄り添いたいと思っています。

――事業を立ち上げたきっかけは何でしたか?

40年以上前にクリニックを開業し、内科、小児科の医師として、乳幼児からお年寄りまで、患者さんを家族ごと支える診療を心がけてきました。これまでに介護老人保健施設、グループホーム、訪問リハビリテーション等のサポート体制を整えてきましたが、病気にかかって通常の保育園に通えないお子さんを診療するうちに、体調が悪いお子さんを受け入れられる施設をつくりたいと思うようになりました

当施設では、保育園で健康管理に従事していた看護師や、保育士、病児保育専門士が病児保育を行っています。お子さんが無理せず体調を優先し、ゆっくり休める場所として役に立ちたいと考えています。

病児保育に必要な情報をRESERVAで事前収集できる

――RESERVA予約システムの導入の経緯を教えてください

当施設は2006年に開室しましたが、RESERVAを導入するまでは予約システムを使用しておらず、スタッフが電話やメールで利用希望者1人ひとりに対応していました。保育をしながらの電話対応は非常に難しく、利用者が多い日は電話に出られないことがありました。電話のベルに驚くお子さんもいますし、保育に支障が出てしまうため、予約システムの導入を考えました。

いくつか予約サイトを比較検討した中でRESERVAの個別相談会に参加し、部屋別に予約メニューが作れることを教えていただいたのが決め手となり、RESERVAの導入を決めました

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――実際に使ってみていかがでしたか?

病児保育室の部屋ごとに予約メニューが作成できるだけでなく、利用希望の親御さんが24時間予約できるようになり、非常に便利になりました。お子さんを当施設に預けるかどうかを親御さんは夜遅くや早朝に判断することがあるため、いつでも予約できるようになった点がありがたいです。システム操作がかんたんで、スタッフ全員がいつでも管理画面を見られるので、勤務前に仕事の組み立てができるようになりました。

また、予約者が利用希望時間を選んで予約できる点もよかったです。利用者さんの中には、午前だけ、午後だけ預けたい方がいるので、今までよりも多くのお子さんを受け入れることができるようになりました。

・RESERVAの施設タイプについてはこちら:予約サイト(施設タイプ)のデザインをリニューアルしました

――特によく使う機能や便利だと感じる機能はありますか?

病児保育施設を利用するには、「第4号様式」と呼ばれる「横浜市病児保育事業利用連絡書」という書類が必要です。その書類の有効期限が7日間であるため、予約開始時間とキャンセル締め切りを書類の有効期限に合わせて設定しています。また、そういった書類や施設利用に関するお知らせを更新する際には、重要な部分をHTML機能で強調しています。

・予約受付開始設定についてはこちら:メニューごとに予約受付を開始する日を設定しよう!

・キャンセル締め切り設定についてはこちら:キャンセル機能の活用方法を解説

予約の最後に、アンケートでお子さんの年齢、病名、書類の番号を聞けるように設定しています。書類の記載ミスが多い箇所をアンケートに加えたり、質問項目を追加したりということをスタッフが気づいた時点で編集できるのが便利だと感じています。

・予約時アンケートについてはこちら:予約時アンケート設定で業務効率化を実現!

また、RESERVAの予約データ分析機能も活用しています。予約データの集計と分析ができ、蓄積したデータを確認できるため、スタッフ間で共有し、施設運営に役立てています。

――今後使ってみたい機能はありますか?

当施設では希望により別途料金でおやつを提供しているので、オプション機能で事前におやつの有無を選択できるようにしたいです。そうすることで事前準備がよりスムーズになると思います。加えてLINE連携機能も検討中です。こちらはセミナーに参加してお話を聞いてみたいです。

・オプション機能についてはこちら:オプションメニュー設定でサービスや備品を追加!

・LINE連携機能についてはこちら:LINE連携を利用して、予約のプロセスをかんたんに!

・LINE連携セミナーについてはこちら

予約の導線を電話から予約システムに一本化したことで、ほとんどの利用者さんが「便利になった」とおっしゃっています。保育にかける時間が十分に確保できるようになり、双方にとってメリットが多く、導入してよかったです。

「早く元気になってほしい」の思いで安心できる保育施設に

――おひさま病児保育室様の今後の目標を教えてください

お子さんたちが少しでも寂しい思いをしないように、早く元気になってほしいという姿勢は変わらずに保育をしていきたいです。そして親御さんの心のケアも大切に、お子さんを預けることを負担に感じさせない施設でありたいと思っています。

保育やお子さんに関する状況は変化しています。医療的ケアが必要なお子さんも含め、もっとさまざまなお子さんが利用したいときに利用できる環境の整備を進めていきたいです。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします!

まずは一歩相談してみることが大事だと思います。当施設はRESERVAの個別相談でシステムについて詳しく知ることができ、さまざまな機能を活用して予約サイトを作ることができました。予約システムの視野が広がったと感じているので、迷ったらまずは相談してみることをおすすめします。

店舗情報

・店舗名:おひさま病児保育室
・所在地:神奈川県横浜市都筑区南山田町4257-1
・公式HP:https://katsujinkai-bh.com/

※価格・機能等はインタビュー時点の内容です

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