RESERVA活用事例|ことばの相談室ことり【ことばの相談室】インタビュー動画あり

RESERVA活用事例|ことばの相談室ことり【ことばの相談室】インタビュー動画あり

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子どもから大人まで、ことばの悩みを言語聴覚士がサポートする相談室
キャッシュレス決済をはじめRESERVAの機能と個別対応の両立が可能に

今回のインタビューは、東京都台東区蔵前の「ことばの相談室ことり」様にご協力いただきました。

代表の寺田奈々様は、言語聴覚士として総合病院、障害者福祉センターで勤務した後、独立してことばの相談室を立ち上げました。オリジナル教材の制作や書籍の出版にも精力的に取り組んでいます。

そんな寺田様に、事業への想いや、RESERVA予約システム導入後の効果についてお伺いしました。

【ことばの相談室ことり様のRESERVA予約システムご利用状況】

・ご利用予約タイプ:サービス提供タイプ(スタッフ指名あり)
・ご利用料金プラン:ゴールドプラン(2022年8月~)

・導入開始時期:2020年1月~
・予約サイト:https://reserva.be/stkotori

子どもから大人まで、ことばの悩みに専門的にアプローチ

相談室には道具や教材が豊富にあり、子ども用の小さなテーブルと椅子も設置

――事業内容を教えてください

お子様のことばの遅れや吃音、学習面の相談や、大人の滑舌、発音のご相談について、国家資格の言語聴覚士が対応、指導を行うことばの相談室です。

ことばの悩みは、周りから「大したことないよ」「気にしすぎだよ」と言われることがあり、かえって本人が傷ついてしまうことがあります。周囲から見える悩みの大きさがわかりづらいことがあるので、ことばの悩みを軽く扱わず、1人ひとりの悩みに向き合うことを心がけています。当相談室は保護者の方と一緒に来室するお子様が多いですが、大人の方もいらっしゃいます。

ことばの悩みは教室に通ったら治るというものではなく、毎日繰り返し少しずつ取り組むことで改善されるものがほとんどです。そのため、ご家庭での自主トレーニングの様子を写真や動画、メールで共有していただき、連携して進めています。

また、オーストラリアで考案された、未就学児対象の新しい吃音の治療・指導法「リッカムプログラム」を受講し、ことばの指導に取り入れています。言語聴覚士を知らない人に対して常に言語聴覚士を代表するような気持ちで日々お悩みに向き合っています。

――言語聴覚士として事業を立ち上げたきっかけを教えてください

大学時代に文系で取得できる医療系の資格を探していたところ、言語学や心理学、児童の発達心理学といった文系の学問を仕事に活かせる言語聴覚士の存在を知り、自分に向いているのではないかと思い、資格を取りました。

資格取得後は、病院や施設で言語聴覚士をしていました。そこで働くなかで、ことばの発達に悩みを抱えている子どもの数がとても多いのに対応できる言語聴覚士が足りていない現状に問題意識を持ちました。そして、独立することでこのような現状を世の中に知ってもらえるのではと思い、ことばの相談室を開業しました。子どもだけでなく滑舌に苦手意識がある大人も多く、数回のレッスンでかなり改善されるケースが多いですが、当時は大人の相談先がなかったので、これは独立しないとできないと思ったのもあります。

開業時期が新型コロナの流行時期と重なってしまい、対面での営業が難しかったので、集客はSNSとインターネット検索がメインでした。しかし、ホームページを担当していただいたウェブデザイナーさんによると、SEOはかなりよいと聞いています。Googleマップと紐づけているのと、ホームページで予約まで完結する点が大きいのだろうと思います。

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寺田氏は新聞、雑誌へのメディア取材対応のほか、ラジオ活動も行っている

――販売しているオリジナル教材について詳しく聞かせてください

お悩みがあっても、言語聴覚士の支援までたどりつけない方が全国に多くいらっしゃるので、ご家庭で始められるものを提供できないかと考え、教材の販売を始めました。相談室で直接関わることが難しい方向けに作成しています。

はじめは自分でイラストをiPadで描いてプリントアウトしていたのですが、販売数が増えてきて、印刷屋さんやデザイナーさんにもご協力いただけるようになりました。現在は本以外にもおもちゃのようなものも作れるようになりました。

当相談室では「コトリドリル」やパズル類も販売。文字が少なくイラストが多いデザインが特徴

RESERVAの機能の多用で個別対応もさらに充実

――RESERVA予約システムの導入の経緯を教えてください

前職では電話と窓口での受付のみで、独立する際はスペースやコストの面からも予約はシステム化したいと考えていました。開業時は複数のサイトを比較検討して、何人かのお客様にRESERVAを試してもらった際に、予約数が増えたことがありました。共働きの保護者の方が空いている時間にかんたんに予約できたことが好評だったようです。実際、予約枠がカレンダー表示になっていて見やすかったのでRESERVAに決めました。

開業当初からRESERVAを利用していますが、予約件数の増加にともなってフリープランからゴールドプランにプランアップしました。プラン変更の決め手は予約間の準備時間を設定できる点でした。前後に10分のインターバルを設けて、使用した道具の消毒や記録作成等を行っています。

・予約準備時間設定についてはこちら:準備時間設定で余裕のある来店予約を実現!

――予約サイトを作成する上での工夫は何でしょうか?

予約メニュー作成時に、スタッフごとに勤務日やスケジュール、色を設定しています。また、当相談室は担当制なので、予約が煩雑になるのを防ぐことができます。予約受付締切を3日前に設定したり、キャンセル料を明記したりすることで、本当に来たい人を当相談室にご案内するシステムづくりを心がけています

・RESERVAのプラン「スタッフ指名あり」についてはこちら:サービス提供タイプ(スタッフ指名あり)の予約サイトを作成!

・予約受付締切設定についてはこちら:店舗の戦略に応じて、予約を締め切る時間を設定しよう!

相談室では、初回利用と継続利用、土日と平日で料金形態が異なり、対面とオンラインでも案内が異なるため、予約メニューが分岐してしまいます。そこでRESERVAの個別相談会でご相談したところ、メニューのカテゴリ分けをすることにしました。そうすることで、メニューが多岐に渡っていても混乱が少なく予約の整理ができています。

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・メニューのカテゴリ設定についてはこちら:カテゴリ設定で予約サイトを見やすくしよう!

――特に便利だと思う機能はありますか?

ご相談の際には知能検査を取り入れることがありますが、これは予約時にオプションとして選択できるようにし、検査料金を追加で徴収したことがわかるようになっています。検査は頻繁に行うものではなく、継続して通う中で必要なタイミングでご案内しています。

・オプションメニュー設定についてはこちら:オプションメニュー設定でサービスや備品を追加!

初回は特にお悩みの内容を把握したいので、予約は承認制にし、相談内容を受けられるかを確認しています。継続予約の場合も、対応可能時間にミスがないか確認するため、予約確定までワンクッションおいています。最後に予約時アンケートで質問項目を設けて、オンライン実施の希望の有無や連絡事項を記載しています。

・予約の承認制についてはこちら:予約を承認制にして、仮予約を受けつけよう!

・予約時アンケートについてはこちら:予約時アンケート設定で業務効率化を実現!

当相談室は1人ひとりのお悩みに対応するため、お悩みの詳細を個別にメールでやりとりし、共有したデータをドライブで管理します。そのため個々の情報やドライブのURL、アンケートの回答、スタッフ間でのメモや気づきを記録しておけるカルテ機能は当相談室にはぴったりです。

予約の管理は寺田氏本人のほか、リモートで事務スタッフを雇用している

――ご利用中のRESERVAペイメントについてお聞かせください

当相談室においてキャッシュレス決済は必須だと考えています。初めてお会いする人と室内で1対1になる空間なので、防犯上の理由から室内での現金のやり取りは一切していません。当日の現金徴収だとおつりが発生することがありますし、事前決済が完了した方ならば信頼がおけるので、RESERVAペイメントを利用してキャッシュレス決済をしています。

・RESERVAペイメントについてはこちら:オンラインカード決済機能でお会計を効率化しよう!

RESERVAペイメントでの支払いにすることで、とりあえずのキープとして予約だけを入れる事態の防止にもなり、「本当に来たい人をご案内するシステムづくり」に一役買っていると思います。

スタッフ拡充、言語聴覚士の育成に注力し、多くのお悩みに向き合いたい

――ことばの相談室ことり様の今後の目標を教えてください

ことばのお悩みを抱えている方が、1人でも多く言語聴覚士のサポートに出会えるように、スタッフの拡充と育成をしていきたいです。現在、当相談室はスタッフが3人おり、予約枠、時間ともに広げて対応しておりますが、予約がすぐに埋まってしまう状況です。そのような状況でも、RESERVAで予約情報を上手に整理して、今後もことばのお悩みに向き合っていければと思います。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします!

お客様にじっくり向き合うためにRESERVAを活用することで、事務効率がぐっと上がりました。また、時間や場所を選ばずに予約できることは双方にとって大きなメリットがあると思います。小さな事業者の方や新規事業を立ち上げる方にもぜひ導入をおすすめします。


店舗情報

・店舗名:ことばの相談室ことり
・所在地:東京都台東区蔵前3丁目21−1 カーサ蔵前 1103号室
・公式HP:https://stkotori.com/
・Instagram:https://www.instagram.com/stkotori/
・コトリドリル(教材販売ショップ):https://stkotori.thebase.in/
・note:https://note.com/nanu/
・なな先生のことばの発達ラジオ:https://voicy.jp/channel/2122

※価格・機能等はインタビュー時点の内容です

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